「洗ったのに何だかクサい…」を回避!夏の洗濯「ニオわせない」3つのコツ

2025/08/05

気温が上がり、汗や皮脂汚れが気になる夏は、自然と洗濯物の量が増えますよね。でも、いつも通りに洗っているのに、「なんだか衣類がニオう…」と感じたことはありませんか。

夏の洗濯物特有のイヤなニオイは、どうすれば防げるのでしょうか。10年以上の完全ワンオペ育児で身につけた、無理なく続く家事アイデアを発信しているKotaが、3つのコツをご紹介します。

サンキュ!STYLEライター。元クルーズ船乗組員。狭い船室で、4ヶ月の乗船勤務をスーツケースひとつでこなした...

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1. なるべくすぐに洗濯する

洗濯まで時間が空いてしまうときは、濡れたままにならないよう干しておくだけでも、ニオイ対策に◎。

汗や皮脂がついた衣類を長時間そのままにしておくと、それらをエサに雑菌が繁殖して、ニオイの原因に。汗や皮脂汚れが多い夏は、ただでさえ雑菌が増えやすい季節。そこに高温多湿な気候が重なって、雑菌にとっては絶好の条件がそろってしまいます。

あるメーカーの実験では、8時間履いた靴下を湿ったタオルと一緒に18時間放置したら、菌が100倍に増えたという驚きの結果も…!

洗濯物のニオイを防ぐには、汚れた衣類をそのままにせず、できるだけ早く洗濯することが大切です。ふだんは「朝に1回まとめて洗濯派」の我が家も、夏だけは例外。汚れがついた状態をなるべく短くするために、朝晩2回洗濯機をまわしています。日中に着た衣類やタオルはその日の夜に。翌朝、パジャマ類を洗うためにもう1回。

洗濯のタイミングを調整するだけで、ニオイはかなり軽減できますよ。

2. 洗浄力が高い粉末洗剤を使う

弱アルカリ性×酸素系漂白剤入りの「ニュービーズ」は、夏の定番洗剤

夏に気になる汗や皮脂汚れ。こうした「酸性」の汚れをすっきり落としてくれるのが、反対の性質を持つ「弱アルカリ性」の洗剤です。

弱アルカリ性の洗剤の代表格と言えば、粉末洗剤。さらに、雑菌を抑える働きのある「酸素系漂白剤」も配合されているものを選べば、より強力なニオイ対策に。酸素系漂白剤は塩素系漂白剤と違って、色柄ものにも使えるので、洗濯物を仕分ける必要がなくラクちんです。

リーズナブルな価格の商品が多い点も、粉末洗剤の魅力。高い洗浄力×高コスパで、夏の洗濯の強い味方になってくれるはず。

3. 洗濯槽のお手入れも忘れずに

白無地衣類のシミ抜きに重宝する『ハイター』を、洗濯槽の掃除にも

衣類をキレイにするための洗濯機ですが、実は、洗濯物から落ちた汚れがついていたり、洗濯時の水が残っていたりと、雑菌やカビにとって理想的な環境。いくら洗い方や洗剤を工夫しても、洗濯槽が汚れていると「ニオイの元になる雑菌やカビを付着させる洗濯」になってしまっているかも...。

清潔な洗濯機をキープするには、洗濯槽のこまめな掃除がマスト。洗濯機の種類やメーカーによって、使える洗剤やお手入れ方法には違いがあるので、取り扱い説明書を確認するのがおすすめです。

我が家のドラム式洗濯機は、1〜2ヶ月に1回の頻度で、衣類用の塩素系漂白剤を使ったお手入れが推奨されています。漂白剤を入れたら「槽クリーン」コースで約3時間運転するだけの簡単ステップで、毎月行うのも苦ではありません。

ちょっとした工夫でニオイの元=雑菌を抑えよう!

夏の洗濯物をニオわせないためには、「いかに雑菌を抑えられるか」がカギ。高価なアイテムを使ったり、大幅に手間を増やしたりしなくても、今回ご紹介したような少しの工夫で、ニオイのストレスはぐっと減らせますよ。

「せっかく洗ったのに何だかクサい…」とお悩みの方は、まずはできそうなことからひとつ、毎日の洗濯に取り入れてみてくださいね。

■執筆/Kota

元クルーズ船乗組員。狭い船室で、4ヶ月の乗船勤務をスーツケースひとつでこなした経験から、厳選したモノで心地よく暮らすヒントを発信。10年以上の完全ワンオペ育児で身につけた、ムリなく続けられる家事アイデアの紹介も得意としている。

編集/サンキュ!編集部

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