梅雨の時季は外で洗濯物を干せないので、部屋干しが中心になります。
けれども、部屋干しは、乾かない・生乾き臭がするなど、プチストレスが重なりますよね…。
でも、このストレスもちょっとしたコツでびっくりするほど快適に干せるようになるんですよ。
今回は整理収納アドバイザーのおだけみよさんが、“部屋干し快適テク”を4つご紹介します。
梅雨時の部屋干しの不快を減らしましょう。

- 1.洗剤は「部屋干し専用」でニオイ対策がグッと楽に!
- 2.干す順番と間隔がカギ!「厚手と薄手を交互に」がコツ
- 3.乾きにくいバスタオルは「じゃばら干し」でスピード乾燥!
- 4.扇風機やサーキュレーターは「下から風を当てる」のが正解!
1.洗剤は「部屋干し専用」でニオイ対策がグッと楽に!
部屋干し特有の生乾き臭、実は洗剤選びひとつで大きく変わります。
市販の「部屋干し用洗剤」には、ニオイの原因となる雑菌の繁殖を抑える抗菌成分や、ニオイを元から分解する消臭成分がしっかり配合されており、室内干しでも嫌なニオイを防げます。
部屋干しが多くなる季節は、洗剤を変えてみるのもおすすめです。
2.干す順番と間隔がカギ!「厚手と薄手を交互に」がコツ
実は洗濯物を干す順番も大切です。
特に洗濯物が多いときは、厚手の服やタオル同士が隣り合わせになりがち。
こうしてしまうと風が通りにくく、乾きにくさの原因になってしまいます。
おすすめは「厚手⇔薄手⇔厚手」と交互に干すこと。
また、物干し竿やハンガーの間隔は「こぶしひとつ分」くらいあけるのがベスト。
空気が通りやすくなり、早く乾くだけでなく、雑菌の繁殖による嫌なニオイも抑えられます。
3.乾きにくいバスタオルは「じゃばら干し」でスピード乾燥!
バスタオルのような大きな布は、普通にハンガーにかけると中心が乾かず生乾きになりがち。
悲しき洗濯あるあるです。
そんなときは「じゃばら干し(アコーディオン干し)」がおすすめ!
バスタオルを蛇腹状に折りたたんでピンチハンガーに吊るすと、布と布のあいだに空気が通るので、驚くほど乾きやすくなります。
洗濯物が多い日でも省スペースで干せるのもうれしいポイント。
4.扇風機やサーキュレーターは「下から風を当てる」のが正解!
干してある洗濯物に風を当てるとき、ついやりがちなのが「横から全体に風を送る」方法。
なんとなく風当たりがよくて乾きそうですよね。
でも、実は“下から上に風を通す”と、もっと効率よく乾かすことができます。
サーキュレーターを洗濯物の真下に置いて、上向きに風を送るようにします。
こうすることで、空気の通り道ができて乾きがグンと早くなります。
湿気もこもりにくくなるので、ニオイ対策にもなり一石二鳥。
ちょっとの工夫で部屋干しがグッと快適に
雨が続いても、洗濯がスムーズにいくだけで気持ちも軽くなります。
どれも今日からできるものばかりなので、ぜひ気軽に試してみてくださいね。
■執筆/おだけみよ…汚部屋住人から片づけのプロになった整理収納アドバイザー。
片づけのプロ歴10年目。コロナ禍以前は個人宅の片づけ作業サポートや片づけ講座開催などを中心に活動。現在は執筆作業中心にオンラインでの情報発信を行う。
編集/サンキュ!編集部