牛乳を飲み終わった後の空のパック。当たり前にそのまま捨ててはいませんか?じつは、ちょっとした工夫次第で、「あったら便利」を叶えるアイテムに生まれ変わるとか。
整理収納アドバイザーのシンプリストうたさんに、「飲み終わった後の牛乳パックの活用術」について、くわしく教えてもらいました。
牛乳パックは「保存容器」として使える!
使用するのは、貝印の「牛乳パック シリコーン蓋」。カットした牛乳パックのフタになるアイテムなんです。容器が70mm×70mmのスタンダードサイズのパックに対応。パックの口を開いたら、注ぎ口部分を4カ所カットしてください。4辺を外側に折り曲げるか切ればフタを設置できます。
牛乳パックをよく洗えば、「簡易的な保存容器」としてお使いいただけます。食品を保存する場合は、食品ラップを敷いてから食品を入れると衛生面でも気になりません。カットしたネギや残ったおかずを冷蔵庫で一時保存するときにも便利!
フタがあることで、ニオイ漏れや乾燥も防いでくれます。また、フタは家庭用の食洗機でも使用できるので、洗って何度もくり返しお使いいただけます。
小物収納にも
「冷蔵食品の保存」だけでなく、「小物収納」としてもお使いいただけます。高さも自分で決められるので、小物のサイズや量によってぴったりサイズの収納を作れます。アメや小銭など、わざわざ専用のものを買うほどではないけど一時保管しておきたい場合に便利です。
さらに、牛乳パックにマスキングテープやシールなどを貼れば、見た目もかわいいオリジナルの収納用品に変身!元々は捨てるものだったからこそ、不要になったり汚れたりしたら気軽に取り替えやすいのもメリットです。
専用容器はもういらない!
牛乳パックは、一度役目を終えたあとも「保存容器」や「小物収納」として再活用できる万能アイテムです。専用の容器を買わなくても、カットしてフタを取り付ければ、ニオイ漏れや乾燥を防げる立派な保存容器に。小物収納としてもサイズ調整がしやすく、フタをすることで見た目もすっきり!汚れたら気軽に取り替えられる気楽さも魅力です。
捨てる前にひと工夫するだけで、暮らしの手間を減らしながら収納の幅も広がります。小物収納で困ったときは、牛乳パックをぜひ活用してみてください。
■執筆/シンプリストうたさん…ズボラでも小さな子どもがいても、スッキリ暮らすためのストレスフリーな方法を提案する整理収納アドバイザー。68平米のマンションで家族4人暮らし。
編集/サンキュ!編集部