ゴミとして捨てられることが多い「トイレットペーパーの芯」。じつは、ちょっとした工夫で小物がすっきりと整う万能収納アイテムになるとか。
「トイレットペーパーの芯」を使った3つの活用術を、整理収納アドバイザーのシンプリストうたさんに教えてもらいました。
1.小さなポリ袋収納に
スーパーでお肉や魚を買ったときに入れるポリ袋。キッチンや洗面所で再利用するものの、保管場所に困る人も多いのではないでしょうか。
そんなときにおすすめなのが、芯を均等に並べてボックスに立てる方法。くるくる丸めたポリ袋を1枚ずつ入れておけば、必要なときにサッと取り出せます。
指で押し込むだけで収納できるうえ、ほかの袋がいっしょに出てこないのでストレスもありません。取り出すたびに整った状態を保てるので定期的な見直しも最小限ですみます。
2.簡易の輪ゴム収納に
台所やリビングなど、輪ゴムをよく使う場所に1本置いておくと便利なのが「芯の輪ゴムホルダー」。使う分だけ輪ゴムを芯にかけておけば、引き出しの開け閉めの手間を省け、取り出すときに輪ゴム同士でからまる心配がなくなります。
使う場所の近くに立てておけるのがポイント。お子さんの工作などでも用意しておくと準備や後片づけもスムーズです。使うたびに収納から出す手間が省けて時短にもなります。
3.文房具収納
使い終わった海苔の容器などに芯を数本立てて入れると、即席のペン立てに変身。色鉛筆・ペン・ハサミなどを分類して入れられるので、子ども用の自宅学習用にもおすすめです。色鉛筆やペンの量が多ければ、芯ごとにざっくり色分けすることも可能。
安定性があり、それぞれのスペースに立てて入れるだけで仕分けされるので、片づけが苦手な人でもすっきりをキープしやすい方法です。どこに何があるか一目でわかるので、作業効率アップにもつながりますよ。
見た目が気になる場合は、容器をマスキングテープや厚紙に貼ったシールで容器まわりを囲むなどして、装飾に工夫をするとよいでしょう。
収納用品グッズの買いすぎ防止にもなる!
「トイレットペーパーの芯」であれば、サイズが同じだからこそ統一感のある小物収納をつくりやすく、収納量に合わせて増やすことも可能。汚れたり必要がなくなったりした場合でも、「元々は日常のゴミだったから」と割り切って捨てることもできます。
小物収納で困ったときは、収納グッズを買う前に「トイレットペーパーの芯」で代用ができないかチェックをしてみてください。
■執筆/シンプリストうたさん…ズボラでも小さな子どもがいても、スッキリ暮らすためのストレスフリーな方法を提案する整理収納アドバイザー。68平米のマンションで家族4人暮らし。
編集/サンキュ!編集部