片づけのプロは「洋服」から捨てない!クローゼットをすっきりさせるために最初に捨てるべきものとは?
2024/11/24
クローゼットをすっきりさせるためには、洋服整理をがんばらなければいけないとおもいがちですが、じつは洋服から手をつけないほうが円滑に進む場合もあるとか。整理収納アドバイザーのシンプリストうたさんにくわしく教えてもらいました。
最初に捨てるべきものはズバリ「洋服以外で使用頻度が低いもの」から!
最初に捨ててほしいのはズバリ「洋服以外で使用頻度が低いもの」からです。クローゼットのものを見てみると、意外と洋服以外のものも収納していませんか?趣味道具、プールグッズ、季節の飾り、雨具など。それらが、クローゼットのスペースを圧迫している原因になっていることも。
頻度が低いものは、存在さえ忘れていたものも多く、それらを整理してみると、意外と1ケース空いてしまうケースも珍しくはありません。クローゼット整理がスムーズに進まない人は、「洋服以外」のものから進めてみると、意外とサクサクと作業が進むこともありますよ。
手放す判断ポイント3つ
手放す判断ポイントは3つあります。1つ目は、「状態」です。保管状態が悪かったり冷静にみると傷んでいることもあります。買い替えるほどの重要性がなければ一旦リセットしてみるのもありですよ。
2つ目は、「期間」。2年以上使っていなければ今後も使わない可能性が高いので、処分してもほとんど困ることはありません。古いものが多すぎる場合は、「10年以上使ってないもの」「3年以上使ってないもの」などと、自分の中で区切りをつけて判断していきましょう。
3つ目は「今の自分に必要かどうか」です。とくに子ども関連のものや自分の趣味道具などは、必要性が変化しやすいので、時間が経って見直してみると意外と必要なかったということもあります。「過去のもの」はクローゼットから全撤去するつもりで処分してみてください。
「洋服以外のもの」を減らして全体量で調整すればOK
洋服を多めに持つことで暮らしが豊かになるのであれば、ムリに捨てる必要はありません。洋服はたたむとコンパクトになるので、ケース1つ空けるために何十着も捨てなければいけませんが、「洋服以外のもの」だとかさばるものもあるため、複数個ですぐにケースが空になるということもあります。
このように、洋服だけにこだわらずほかのカテゴリで調整していくことがポイントです。クローゼット内でほかのカテゴリを減らすことができれば、その分洋服もゆとりを持って収納することもできますよね。クローゼットをすっきりさせたければ、全体量で考えていきましょう。
■執筆/シンプリストうたさん…ズボラでも小さな子どもがいても、スッキリ暮らすためのストレスフリーな方法を提案する整理収納アドバイザー。68平米のマンションで家族4人暮らし。
編集/サンキュ!編集部