プロは洋服から捨てない!すっきりクローゼットをつくるために最初に捨てたもの2つ
2024/04/27
すっきりクローゼットをつくるためには、洋服を減らすことにフォーカスしがちですが、それよりも先に手放した方がその後の整理整頓がスムーズにいくこともあるんです。
今回は、整理収納アドバイザーのシンプリストうたさんが、「すっきりクローゼットをつくるために捨てたもの2つ」をご紹介いたします。
1.ハンガー
洋服を持ちすぎているかどうかは、「ハンガーの間隔」で判断できます。ハンガー同士が1cmほどしかなければ詰め込みすぎているといえます。季節によっても感覚は異なりますが、3cm以上ハンガー同士の間隔を空けるのが理想的です。
そのためには、まず窮屈を感じたらハンガーから減らしていきましょう。今回の整理では、子ども用のハンガーが合わなくなったこともあり、30本以上の子ども用ハンガーを手放しました。
2.趣味のもの
洋服を減らすだけが正解ではありません。同じクローゼット内に収納していた「趣味の道具」を見直すことで、 物量を調整しました。
なかなか捨てられずにいましたが、約2年という期間を経て踏ん切りがつきました。時間が味方してくれることもあるので、今までなかなか捨てられずにいたものも見直してみるチャンスです。
夫の趣味のものと合わせて、上段に置いていた2つのボックスを空けることに成功。今までハンガーがけをしていた洋服をボックス内に収納することができました。
そのおかげで、洋服をそこまで多く減らさなくてもすっきり感を取り戻せました。
ビフォー&アフター
ほぼオールシーズン分の洋服をかけていてぎゅうぎゅうだったクローゼット収納。
ハンガー数を減らしたたむ洋服を増やしたことに加え、上段の2つのボックスに収納したことで、ハンガー同士の間隔も広くとれ、風とおしもよさそうです。
ケースなども置いていないので床が見え、掃除もしやすいラクで使い勝手のよいクローゼットをつくることができました。
まずは洋服以外のものから減らしてみて!
はじめは洋服を減らそうとは考えていませんでしたが、ハンガーや趣味の道具を手放したことでスイッチが入り、その後の整理整頓がはかどりました。
洋服の整理作業が苦手だけどクローゼットをすっきりさせたい人は、「洋服以外の手放しやすいもの」から見直してみると、次のステップへと進みやすいですよ。
■執筆/シンプリストうた…ズボラでも小さな子どもがいても、スッキリ暮らすためのストレスフリーな方法を提案する整理収納アドバイザー。家族4人のリアルな暮らしぶりを紹介するインスタグラムが人気。
編集/サンキュ!編集部