コンタクトの洗浄液を買うたびについてくる「コンタクトケース」。衛生的に使うために新しいものを使うのはよいのですが、それまで使っていた古いものは使い道もなくゴミ箱に捨てるという人も少なくないとか。
たとえ新品でなくても暮らしに役立つ使い道はあるそう。整理収納アドバイザーのシンプリストうたさんに、便利な活用術について教えてもらいました。

1.ハンドクリームの小分けに
ハンドクリームを家の中で小分けにしておくと、わざわざ取りにいかなくても気軽にケアすることができます。キッチンや寝室、洗面所など、使う可能性のある場所にしのばせておくと便利ですよ。コンパクトなので場所も取りません。
もちろん、携帯用として持ち出すこともできます。2種類入れることができるので、「ハンドクリーム」と「ワセリン」などと、必要に応じて入れてみてくださいね。
2.付属のネジやボタンの保管に
家具を購入したときについてくることもある「ピン」や「ネジ」。洋服を購入したときについてくる「ボタン」は、小さいがゆえになくしやすいもの。コンタクトケースに入れておくと紛失防止にもなり、使いたいときもすぐに取り出すことができます。
3.圧縮フェイスパックを戻すときに
「圧縮フェイスパック」は清潔なケースに入れて元に戻すのが基本。大きな容器に入れてしまうと化粧水がパックから漏れやすくなってしまい、もったいないないです。
除菌したコンタクトケースの中に「圧縮フェイスパック」を入れ、その上から化粧水を垂らせば少ない量で浸透させることができます。
4.乳歯の保管に
子どもの乳歯は、専用の保管箱も販売されていますが、高価かつ全ての歯を保管できるものが多いです。「全ての乳歯を保管するまではないけど、1つか2つだけでも残しておきたい」という人は、コンタクトケースが使えます。
コンタクトケースに入れて、フタにマスキングテープで名前や日付け、どの部分なのかを記せば、お金をかけずに乳歯を保管できます。母子手帳のケースに入れて、セットで保管できる点もメリットが大きいです。
古いコンタクトケースでもまだまだ使える!
ほかにも、「お出かけ先で飲むためのクスリ保管」や「宿泊時の化粧水や乳液入れ」などにも使え、アイデア次第で使い道は広がります。古いケースでも使えますが、衛生用品を入れる際は必ず除菌をしてからお使いくださいね。
コンタクトケースがないご家庭は、100均でコンタクトケースが販売されています。洗ってくり返し使えるので、わざわざ買ってでも使う価値がありますよ。
■執筆/シンプリストうたさん…ズボラでも小さな子どもがいても、スッキリ暮らすためのストレスフリーな方法を提案する整理収納アドバイザー。68平米のマンションで家族4人暮らし。
編集/サンキュ!編集部