クローゼットがいつもキレイな人とそうでない人の違いには、ある「たったひとつの習慣」が大きく関わっているとか。多くはこなさずとも、その習慣を取り入れることで、クローゼットのリバウンドも防止でき、キレイな状態をキープできるようになるそう。
「クローゼットがキレイな人だけがやっているたったひとつの習慣」について、整理収納アドバイザーのシンプリストうたさんに教えてもらいました。
クローゼットが整う人は「洋服の数」を数えている!
クローゼットが整っている人に共通するのが、「洋服の数を数える」という習慣です。「洋服の数」を質問されたとき、パッと答えられないなら、管理が不十分。散らかる人の多くは、自分が何着持っているのか想像がつかず、気づけば同じような服を買い足してしまいがちです。
まずは、総数を数えてみてください。それがクリアできれば、「トップス別」「ボトムス別」「色別」など、カテゴリ別に内訳まで把握できるようになると完ぺきです。数字で管理できれば、クローゼットの状態を客観的に判断できるようになります。
洋服を数えるだけで整う理由とは?
洋服を数えると、持ちすぎているものだけでなく、逆に不足しているものにも気づけます。トップスが20着もあるのにボトムスは2本しかない、といった不自然な偏りが明確にわかり、冷静かつ正確に判断できるようになります。
また、数字という基準があると感情に流されにくくなり、セールやSNSに影響されて衝動買いすることも減ります。「今は十分持っている」「あと1着だけ買い足そう」など、自分なりのルールがつくりやすくなるのもメリットのひとつ。
最初から手放すつもりはなくても、「数えただけでムダに気づき手放せた」というパターンも珍しくはないので、数えてみて損はありません。
まずは把握することから始めよう
「洋服の数を数える」習慣は、手間はかかりますが、それ以上に大きな効果を感じられるでしょう。もし、数えることがおっくうで途中でやめてしまうのであれば、持ちすぎている証拠でもあります。愛着ある服ばかりであれば、数えるのもワクワクしますよ。
クローゼットを整えたいなら、まずは数えることから始めてみてください。費用もかからず、すぐにできる単純作業なので、片づけが苦手な人でも取り組みやすいです。感覚だけで判断しないクローゼットづくりで、開けるたびにワクワクするような空間を目指しましょう。
■執筆/シンプリストうたさん…ズボラでも小さな子どもがいても、スッキリ暮らすためのストレスフリーな方法を提案する整理収納アドバイザー。68平米のマンションで家族4人暮らし。
編集/サンキュ!編集部