手放してから10年経過…不便どころか快適!クローゼットがいつもキレイな家で買わないもの

手放してから10年経過…不便どころか快適!クローゼットがいつもキレイな家で買わないもの

2025/10/13

今まで当たり前に持っていたものを手放すと、「不便になるのでは?」と思いがちですが、ない生活が当たり前になるとむしろ快適になることもあるとか。キレイな家に住む人は一体どんなものを手放したのでしょうか。

家族4人暮らしでもすっきりライフを送っている、整理収納アドバイザーのシンプリストうたさんに教えてもらいました。

サンキュ!STYLEライター。ズボラでも小さな子どもがいても、スッキリ暮らすためのストレスフリーな方法を提案...

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「季節別の寝具」の大半を手放して10年経過

具体的に減らせたものとは?

押し入れやクローゼットが「季節外の寝具」に占領されている人はいませんか?寝具を整理するだけで、その分溢れていたものをしまえるようになるので、家具も不要に。おうちのスッキリ度を加速することができます。

筆者も以前は、「夏用・冬用・春秋用」と3タイプの掛け布団やカバー類を持っていましたが、見直したところ半分以下の量まで減らすことができました。もう10年ほど持っていないものもありますが、不便になるどころか「寝具の入れ替え」の手間が軽減し、むしろ快適になりました。

具体的に減らしたものは、

・夏用のタオルケット4枚
・夏用の敷きパッド4枚
・春秋用の布団カバー4枚
・単品毛布4枚

です。1枚1枚は薄手でも、シーズンごとかつ家族分の寝具となるとそれなりにかさばります。使用期間の短い寝具を極力減らすことが、成功ポイントです。

減らしても快適に過ごせるひと工夫

減らしても快適に過ごせるひと工夫

ただし、単純に減らすだけでは快適にはなりません。そのためには、ちょっとした工夫が必要です。

まず、掛け布団にはこだわるということ。現在は、「2枚で1セットになった掛け布団」や「温湿調整布団」などもあり、年中快適に使えるものも多いです。夏でも、エアコンや扇風機による冷えもあるので、意外と保温力のある方が体調管理にもいいんです。

洗える布団であれば、布団カバーも不要。冬だけは、毛布とカバーが一体になった「毛布カバー」とガウンタイプの「着る毛布」を組み合わせることで、十分暖かく過ごせますよ。

季節外の寝具は「抱き枕カバー」で保管するのがいい

季節外の寝具は「抱き枕カバー」で保管

シーツには、通気性の良い「リネン素材」を使用することで、年中快適に過ごせ、保管場所をとりません。ただし、寒い地域では、無理をせず冬用の敷きパッドを追加しても大丈夫です。

これで、「季節外の寝具収納」は、冬用の毛布カバーや敷きパッドだけになるので、「抱き枕カバー」でも十分に収まります。クローゼットに保管する必要もないので、空いたクローゼットのスペースを有効活用することができますよ。

「寝具」がない分クローゼットに余白が生まれる!

面積が大きい「寝具」を見直せば、それだけ効果も大きいです。季節外の寝具が薄くてかさばらなければ、「抱き枕収納」も実現可能。

寝具をクローゼットに収納しなければ、収納数が少なくても「人別管理」も可能になる場合も。寝具専用にしないクローゼット作りで管理手間も減らし、すっきりライフを目指しましょう。

■執筆/シンプリストうたさん…ズボラでも小さな子どもがいても、スッキリ暮らすためのストレスフリーな方法を提案する整理収納アドバイザー。68平米のマンションで家族4人暮らし。
編集/サンキュ!編集部

 
 

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