あたたかくて過ごしやすい時期がきたのもつかの間。すぐに汗だくの暑い季節がやってきます。そんな本格的な暑さが来る前にやっておくといい家事があるとか。早めに終わらせておくことで、夏を快適に過ごすことができるそう。
暮らしの達人であるシンプリストうたさんにくわしく教えてもらいました。

1.エアコン掃除
「エアコン掃除」は定期的に掃除しておきたい場所のひとつ。冬場はストーブや床暖房を使用していて意外と使わないご家庭も多いです。使用していない間にもフィルターや内部にはホコリが溜まり、そのまま運転してしまうとホコリを空中に撒き散らすことにもなりかねません。
クーラーを使用する前に、最低限一般家庭で行える範囲の掃除をしておきましょう。クーラーの内部の掃除はメーカーでも推奨されておらず、故障の原因になる場合もあるので、専門業者に頼むのが1番です。
2.扇風機の掃除と組み立て
「扇風機の掃除」は、しまう前に終わらせていても、数カ月クローゼットにしまっておけばホコリが気になってしまうことも。掃除をせずに電源をつけてしまうとホコリが部屋全体に舞ってしまうこともあるので、パッと見汚れていなくても拭き掃除をしておいた方がよいです。
それだけでなく、いつ出番がきても大丈夫なように組み立てて各部屋にスタンバイさせておきましょう。エアコンを使うほどではない気温の日にも大活躍してくれます。湿気が気になる梅雨時期はサーキュレーター代わりにも使うことができるので、早めに出しておくくらいがちょうどよいですよ。
3.夏用寝具の準備
「夏用寝具」は、使う予定よりも少し早めに用意しておくとあわてません。夏の終わりに洗った布団でも、長期保管によりダニが繁殖している可能性があります。家族分の掛け布団や敷きパッドがあれば、1日で全て洗濯することは難しいので、数日かけて準備するようにしましょう。
あまりにも間が空いてしまうとやり直しになる可能性が高くなるので、使用予定の1週間〜10日前くらいから取り掛かっておくのがおすすめです。
「暑さ対策」に関する家事は早めに終わらせよう!
使いたいときにすぐに使うことができないのは、想像以上にストレスを感じます。ひと手間がめんどくさいがあまり使うのをガマンしてしまうと、体調にも影響してしまいがち。「暑さ対策」に関する家事は、本格的な暑さがくる前に終わらせていた方がスムーズですよ。
■執筆/シンプリストうたさん…ズボラでも小さな子どもがいても、スッキリ暮らすためのストレスフリーな方法を提案する整理収納アドバイザー。68平米のマンションで家族4人暮らし。
編集/サンキュ!編集部