暑い時期にこそ注意してほしい「汚いポイント」があるそう。そのまま放置してしまうと、ニオイの原因にもなり、不衛生なおうち環境にしてしまうことになるとか。
整理収納アドバイザーのシンプリストうたさんに、「夏こそ注意してほしい汚いポイント」についてくわしく教えてもらいました。

エアコンから変なニオイしていない?「フィルター汚れ」が原因かも!
暑い夏に欠かせないエアコンですが、スイッチを入れた瞬間に「なんだかニオう…」と感じたことはありませんか?それは、フィルター掃除を怠ってしまった代償かもしれません。
とくに夏場はエアコンを使う機会も増え、なかなか「フィルターを掃除するタイミングがない」という人も。使い始めのときにひと通り掃除をしたつもりでも、気づいたら「ホコリがびっしりついていた!」ということもあります。
フィルターにホコリや皮脂汚れなどが混ざると、カビや雑菌が繁殖しやすい環境に。エアコンは空気を循環させる家電だからこそ、放置してしまうと室内の臭いに大きな悪影響を及ぼします。
2週間に1回のペースがベスト
家庭でできるお手入れとしては、。2週間に1回掃除をするのがベストです。最低でも月に1回はフィルターを外して掃除機でホコリを吸い取りましょう。
水洗いも可能ですが、水洗い前にはしっかりとホコリを吸い取ってください。また乾かすときも、タオルで拭くだけでなく、しっかり乾かしてから取り付けるのがポイントです。生乾きのまま取り付けると、カビ発生の原因になることも。
乾かす時間を取れない場合は、掃除機でホコリを吸うだけでも大丈夫!風の通りも良くなり、節電対策にもなります。
プロのクリーニングも検討を
それでもニオイが気になる場合は、エアコンクリーニング業者に依頼するのもおすすめです。本体内部までしっかり洗浄してもらえるため、根本的なニオイ対策になります。
ただし、エアコンクリーニングを依頼する場合は、最後にエアコン内部を乾燥させるために「暖房運転」をするのが基本です。別場所に避難するなどして依頼中の暑さ対策も忘れずに行いましょう。
また、見よう見まねで内部洗浄を行うと故障の原因となりますので、絶対におやめください。
エアコンのフィルター掃除は夏こそ気をつけたい!
エアコンのフィルター掃除は、つい後回しにしがちな家事のひとつ。でも放置していると、ニオイだけでなく健康への影響や電気代のムダにもつながります。
暑さが本格化する前に、ぜひ一度フィルターをチェックしてみてください。清潔なエアコンで、快適な夏を迎えましょう。
■執筆/シンプリストうたさん…ズボラでも小さな子どもがいても、スッキリ暮らすためのストレスフリーな方法を提案する整理収納アドバイザー。68平米のマンションで家族4人暮らし。
編集/サンキュ!編集部