気温が高い夏はモワッと不快な臭いも感じやすく、油断をすると臭い範囲もどんどん広がってしまいやすいそう。とくに夏こそ注意してほしい「汚いポイント」があるとか。
暮らしの達人であるシンプリストうたさんに、「夏こそ注意すべき汚いポイント」について教えてもらいました。

トイレの不快な臭い…夏場はとくに注意して!
高温多湿となる暑い夏場は、雑菌の働きが活発になりやすく短時間で臭いが強くなりやすいです。そのため、冬には気にならなかったレベルの汚れでも、夏はモワッとした臭いが広がりやすくなります。強い臭いに反応してコバエなども近寄りやすくなるので、早めの対策がカギです。
日常掃除プラスアルファの掃除がおすすめ
便器掃除も普段お使いの洗剤のほかに、プラスアルファの掃除をやってみることをおすすめします。おすすめは、密着泡でガンコな汚れも落としてくれる洗浄剤。100円ショップのダイソーやドラッグストア、オンラインストアなどでも販売されています。
目にみえる部分だけでなく、配管の奥の汚れまですっきりさせてくれるのでやってみて損はありません。普段はなかなか手の届かない箇所までキレイにすることで、今まで見落としていた臭いの根源をなくすことができますよ。
その他、便座のフタをずらしてのすき間掃除もすると良いでしょう。ここにも気づいたら汚れが入り込んでおり、普段の掃除ではなかなか気づくことがありません。
基本的には右側にあるボタンを押すと取り外せるものが多いです。ただし、機器によって異なる場合があるので、くわしい取り外し方については、お使いの機器の取扱説明書に従ってください。
壁汚れも臭いの原因になりやすい
意外と見落としがちなのが、トイレの「壁」の掃除です。見た目はキレイでもアンモニアの成分が飛び散りやすく、それが臭いの原因となることも。どんなに便器や床の掃除をしても「臭いがなくならない」と感じている人は、壁掃除をしてみてください。
掃除方法は、ウェットシートで拭くだけでOK!壁対応の洗剤があれば、トイレットペーパーでも可。アンモニア以外にもホコリや砂汚れがついている場合もあります。掃除は空気もクリアになるのを感じられるでしょう。また、換気扇を24時間回すことで、空気の流れをよくすることができます。
夏場はトイレの念入り掃除をしてみて!
トイレは、家族が毎日欠かさず使う場所だからこそ汚れやすい場所でもあります。とくに夏場は普段通りの掃除をきちんと行っていたとしても、臭いが気になってしまうことも。
ご紹介した「便器」「便座のすき間」「壁」などの見落とした汚れを徹底して掃除することで、臭いの元から撃退することができます。一気にやろうとせず、1箇所ずつ行えば意外と負担なく短時間でできますよ。
■執筆/シンプリストうたさん…ズボラでも小さな子どもがいても、スッキリ暮らすためのストレスフリーな方法を提案する整理収納アドバイザー。68平米のマンションで家族4人暮らし。
編集/サンキュ!編集部