毎日必ず使うトイレは、いつでもキレイにしておきたいと思う反面、汚れやすい場所でもあります。キレイをキープするためには、いかにキレイ習慣を身につけられるかがカギだと、整理収納アドバイザーのシンプリストうたさんは言います。
そこで今回は、「トイレがキレイな人がやっている3つの習慣」についてくわしく教えてもらいました。

1.使用後の消臭はマスト
どんなにキレイなトイレでも、入った瞬間臭ければ一気に印象は悪くなってしまいます。とくにトイレは臭いがこもりやすい場所。換気扇をしたり拭き掃除をしたりすること以外にも、消臭用アイテムを使った消臭対策が必要です。
おすすめは、金鳥の「クリーンフロー」。コンパクトなスプレー缶で、1プッシュするだけでトイレ全体をすっきりさせてくれます。これを家族にもエチケットとして使用してもらうことを決めておけば、消臭対策はばっちりです。
2.3日に1回「こすらず落とせる洗剤」で便器掃除をする
便器掃除はどのくらいの頻度で行っていますか?はっきりといった正解はありませんが、掃除のおっくうさを軽減させるためには、「汚れに気づく前」に予防掃除として行うことがポイントです。
便器掃除のおすすめは、「こすらず落とせる洗剤」を使用すること。ブラシいらずで、ぐるっと1周かければほとんど放置するだけで済むので手間いらず!時間にすると10秒台で終わるので、忙しさが言い訳にならないくらいすぐに終わります。毎日行ってもよいですが、「3日に1回」の頻度でも、水溜まり部分の黒ずみ予防ができます。
3.入るたびどこか1カ所拭く
「入るたびに掃除をしている」というと、「そんなめんどうなこと毎回できない」と思う人も少なくはないでしょう。しかし、もし3秒で掃除用品を準備できるとしたらどうでしょう?さらには、10秒で掃除も完了するとすれば、「それならできそう」と思いませんか。
拭き掃除といっても、専用のシートを使わなくても大丈夫!トイレットペーパーを手にとり、中性洗剤で気になる箇所をサッと拭くだけなので、流れ作業で行えます。
ついでにできるキレイ習慣を取り入れるのがカギ
気合いを入れてキレイを維持しようとすれば、少しの変化で続かなくなることも。だからこそ「継続できる仕組み」を作ることがだいじです。
ご紹介した3つのことは、どんなに忙しくても続けられることばかり。汚れてもすぐに対応できる習慣こそが、キレイキープへの近道です。今日からできそうなことを何かひとつ取り入れてみてください。
■執筆/シンプリストうたさん…ズボラでも小さな子どもがいても、スッキリ暮らすためのストレスフリーな方法を提案する整理収納アドバイザー。68平米のマンションで家族4人暮らし。
編集/サンキュ!編集部