汚部屋歴25年の主婦が汚部屋を脱出できたたったひとつのコツ
2024/09/30
片づけたい気持ちはあるのに、理想と現実のギャップにお悩みの人も多いのではないでしょうか。
今回は、元汚部屋住人から整理収納アドバイザーへと転身を遂げたシンプリストうたさんが、汚部屋を脱出できたたったひとつのコツを解説していきます。
たったひとつのコツは「毎日続けること」に限る
たったひとつのコツは、「毎日続けること」に尽きます。当たり前のことですが、どんなに整理収納の知識をインプットしても、行動に起こさなければ現状を変えられることはできません。「そんなこと分かっているよ」という人ほど続けられていないのが現実です。
特別なテクニックや近道なんていうのは存在しません。作業効率などは、経験を積んでいくうちに学んでいけばOK。終わりがない作業のようですが、物は有限なので、物と向き合い続ければいずれゴールは見えてきますよ。
モチベーションが上がらないときの対策2つ
モチベーションが上がらないときの対策は2つあります。1つ目は、モチベーションによって取り組む内容を柔軟に変えてみること。
モチベーションが低いときには1日1捨てできれば合格。その代わりに、モチベーションが高いときにはクローゼットの全部出し整理をやってみるなどして、状況に応じて自分でやり方を変えます。
モチベーションが低いからといって「今日はやめる」という選択肢を持たない方が、意外とラクだったりするんです。
2つ目は、「お休み期間を設ける」ということです。先ほど続けることの重要性について書きましたが、体調が優れなかったり、自己嫌悪に陥ってしまう、などの心身的な部分で危機感を感じたときには無理してやる必要はありません。
もっと根本的な問題と向き合う必要がある場合も。自身のコンディションを整えるということも、片づけを持続するためには必要なことです。
ゴールはないから継続できる方法を見つけることがだいじ
汚部屋時代は、SNSなどでキレイな部屋の写真などを見るたびに、そこの住人はゴールできたのだろうと勝手に思っていました。
そして私自身がSNSで発信したり、たまに本や雑誌などに載るようになった今思うことは、「家を整えることにゴールなんて存在しなかった」ということ。だからこそ、継続して物と向き合うことをし続けなければいけないと思っています。
■執筆/シンプリストうた…ズボラでも小さな子どもがいても、スッキリ暮らすためのストレスフリーな方法を提案する整理収納アドバイザー。家族4人のリアルな暮らしぶりを紹介するInstagramが人気。
編集/サンキュ!編集部