毎日使っているキッチン家電。本当にそれ、必要?と考えたことはありますか?手放してみるとキッチンがスッキリして、家事も気持ちもラクなるんです。
整理収納と時短家事の組み合わせで家族の暮らしをラクにするアイデアを発信する、整理収納アドバイザーの田中ゆみこさんに「キッチンにおくのをやめても特に困らなかった便利家電3つ」を教えてもらいました。

トースター
「キッチンにおくのをやめても特に困らなかった便利家電」1つ目はトースターです。便利な調理家電ですが、我が家ではパンを焼く以外に使わなかったため、「なくてもいいかも?」と手放してから5年になります。
パンを焼く時は、IHコンロのグリルやフライパンを活用しています。トースター特有のパンくずの掃除から解放され、キッチンもスッキリ!スペースも広がり、快適になりました。
炊飯器
2つ目は「炊飯器」です。手放してから10年になりますが、「ご飯を炊くのに炊飯器じゃなくてもいいかも?」と思ったことがきっかけです。
今は圧力鍋でご飯を炊いていますが、炊飯器より圧力鍋の方が早く炊け、とても美味しく感じます。炊飯器を置いていたキッチン背面カウンターもスッキリ!「ご飯を炊く」以外にも使える便利家電だったので手放すのは迷いましたが、今のところ困ったことはありません。
使わないときは圧力鍋を収納できるため、出しっぱなしの家電がなくなり、よりスッキリとしたキッチンになりました。
電気ポット
「キッチンにおくのをやめても特に困らなかった便利家電」3つ目は電気ケトルです。すぐにお湯が沸かせる便利家電ではありますが、なくても大丈夫かも?そう思って手放しました。
その後は、気に入ったデザインのコーヒーポットを購入し、必要な時だけお湯を沸かしています。ウォーターサーバーを導入してからは、すぐに温かい飲み物が飲めるため、電気ケトルなしでも不便さは感じません。
キッチンがさらにスッキリ!何も困ることはありません。
「当たり前」を見直してみませんか?
最初は「ないと不便かな?」と思っていた家電ですが、実際はなくても大丈夫でした。手放したことで掃除がラクになり、収納スペースにゆとりが生まれました。
みなさんも「あるのが当たり前」と思っている家電を、あえて使わずに暮らしてみませんか?意外なところに、新しい快適が見つかるかもしれませんよ。
■執筆/田中ゆみこ…整理収納と時短家事の組み合わせで家族の暮らしをラクにするアイデアを発信する整理収納アドバイザー。片づく仕組みをつくっても、子どもたちが片づけてくれなかった経験から家庭内の片づけに必要な関わり方に目を向けるようになり、親子の片づけのプロとしても活動。風水鑑定士の資格ももつ。