気づけば、キッチンの上がいつもものでいっぱい。
「片づけてもすぐに散らかる…」そんな悩みを感じたことはありませんか?
今回は、ミニマリストライフアドバイザーのいえはがキッチンにものを置かないための5つの工夫をお届けします。

1. 鍋やまな板は“吊るして”収納
よく使うフライパンや鍋、まな板は、レンジフードにS字フックで吊るしています。
S字フックは横ブレしにくいタイプを選べばぐらつかず、安定して吊るすことができます。
調理後は、さっと洗って水気を軽く拭き取れば、吊るすだけ。
洗い終わった後の一時置きスペースが不要です。
吊るすことで、「使う→洗う→しまう」の流れがとてもスムーズになります。
2.調味料は“冷蔵庫の中”にまとめて収納
調味料は、種類も量も多くなりがちなアイテム。
だからこそ、収納場所に悩む方も多いはずです。
おすすめは、冷蔵庫のサイドポケットを1か所、調味料専用にすること。
だしやボトル、瓶類などをまとめておけば、使いやすく戻しやすいです。
コンロまわりがスッキリしますよ。
※冷蔵保存に向かない調味料は、引き出しを1つ決めてまとめて収納するのがおすすめです。
3. キッチンツールは“ひとまとめ”で管理
菜箸やフライ返しなどのキッチンツールは、バラつきやすいアイテムの代表です。
そこで、1つケースを決めて、キッチンツールはケースの中にひとまとめにします。
ケースはコンロ下の引き出しなど、料理中に取り出しやすい場所に収納すると、使いやすいです。
「キッチンツールはこのケースに入る分だけ」と決めておくことで、必要以上に増えるのを防ぐことができます。
4. 洗剤ボトルは“シンクに直置き”がラク
手洗い洗剤や食器用洗剤は、あえてシンクの中に直接置くスタイル。
ラックやホルダーを使わないことで、シンクの上がスッキリします。
食器を洗うついでにボトルをさっと洗えば、ヌメリやベタつきもなく、管理がラクです。
5. スポンジラックは“コンパクト”が正解!
スポンジも、なるべく存在感をなくしたい。
そこで活躍しているのが、100円ショップで見つけた「浮かせるスポンジホルダー」。
吸盤でシンクに取り付け、ギザギザ部分にスポンジを引っかけるタイプです。
水切れがよく、場所も取らず、掃除もしやすいです。
コンパクトな道具選びが、ごちゃつき防止につながります。
「キッチンの上にものを置かない」だけで、暮らしが整う
なるべく上に置かない収納を意識するだけで、キッチン全体がぐっとスッキリします。
収納方法を見直したり、収納場所を一箇所に集約したり、コンパクトな道具を選んだり。
小さな工夫の積み重ねが、キッチンにも気持ちにも余白をもたらしてくれます。
■執筆/いえは
ミニマリストライフアドバイザーとして「少ないもので心地よく暮らす工夫」や 「ムリなくものを減らす方法」など、ミニマリスト主婦の暮らしのアイデアを紹介。クローゼットの整理や収納、自分時間を通じて「少ないけれど、満ちている暮らし」を発信している。Instagramは@ieha.minimal
編集/サンキュ!編集部