「カギがない…」「子どもが靴を探してる間に遅刻しそう…」
そんな“朝のドタバタ劇”に心当たりはありませんか?
玄関は支度の最終地点。玄関まわりがスッキリと整っていれば、「探さない」「迷わない」「時間がかからない」の三拍子で、朝の支度がグンとラクになります!
整理収納アドバイザーであるライター持田友里恵が、朝のスムーズな出発を叶えるための玄関収納アイデアを5つご紹介します。
1:マスク・鍵・ICカードは「玄関横」で完結
外出時に必ず使うアイテムこそ、「玄関で取ってそのまま出られる配置」が理想です。
おすすめは、
・マスク:小物トレーや壁掛けポケットに
・鍵:マグネットフックやボードで定位置化
・ICカード:財布に入れず、定位置からサッと取り出せるように
出発直前に「あれどこ!?」を防げるだけで、朝のイライラが激減します◎
2:天気に合わせた「置きっぱなし上着」を見直す
玄関に脱ぎっぱなしの上着や傘が溜まっていませんか?
それ、家族みんなの支度を邪魔してるかも。
上着は「天気や気温に応じて1人1着だけ」を目安にして、着ていない服は玄関から撤収!
雨具や日傘も、使ったら必ず元の場所へ戻す仕組みを決めておくことで、見た目も動線もスッキリ整います。
3:子ども用グッズは「低い位置」にまとめて自分で取れるように
子どもが毎朝「お母さーん!靴取ってー!」と毎回言ってきて面倒…。
そんなご家庭には、“自分で支度できる仕組み”を玄関に。
・靴は子どもの身長に合わせて低めの位置に配置
・アイテムはボックスやカゴにまとめて配置
・ラベルや写真で「自分の持ち物」を見える化
大人の手を借りなくても、子どもが準備できるだけで、ママの朝の負担がグッと軽くなりますよ。
4:靴は「1人2足まで」とルール化
靴箱や玄関に常に5〜6足出ている…それ、朝の混乱ポイントです。
「よく履く2足だけ玄関に出してOK、残りは収納に戻す」
という“1人2足ルール”を設けるだけで、玄関は一気にスッキリ!
棚や下駄箱がない場合も、スタッキングできる靴箱やワゴンを取り入れれば、簡単に靴の出し入れがしやすくなります。
5:玄関ドア裏を「収納スペース」として活用
意外と見落としがちなのが、玄関ドアの裏側。
・マグネットフックで傘や帽子を吊るす
・クリアポケットでマスク・タオルを収納
・家族ごとの予定メモを貼っておく
など、「出る前の最終確認ゾーン」として活用すれば、うっかり忘れ物も防げます。
特に限られた玄関スペースを有効活用したいご家庭にはぴったりの裏ワザです。
玄関が整うだけで「朝のストレス」が減る!
朝の支度に時間がかかるのは、「人が多いから」ではなく、モノの定位置が決まっていないからかもしれません。
玄関は、家を出る最後のステージ。
ここを整えておくだけで、
・必要なモノがすぐに見つかる
・子どもも自分で支度できる
・探し物・忘れ物・バタバタが減る
という家族全体の“朝の余裕”を生み出すことができます。
明日の朝から、少しラクにスタートできるように玄関まわり、見直してみませんか?
■執筆/持田友里恵
整理収納アドバイザー。片付けられない主婦から片付けのプロに!“片付け=自分を大切にすること”という信念のもと、片付けの工夫や仕組みをInstagram(@yurimochi.home)で発信中。
編集/サンキュ!編集部