毎日届くチラシや郵便物の管理はどうしている?気づけば山積みを回避する「紙モノ」収納ルール5選

2025/12/25

ポストに届く郵便物やDM、チラシ、学校のおたより…。
「あとで見よう」ととりあえず置いておいた紙が、いつの間にか山積みに…ということ、ありませんか?

紙モノは、“流れを止めずに処理する仕組み”をつくるのがコツ。
本記事では、毎日届く「紙モノ」のラクな管理方法を5つ紹介します。
整理収納アドバイザーであるライター持田友里恵が、誰でも続けられる収納ルールをお届けします。

サンキュ!STYLEライター。片付けられない主婦から片付けのプロに!“片付け=自分を大切にすること”という信...

>>>持田友里恵の記事をもっと見る

1:玄関〜ダイニングまでの「中継BOX」をつくる

紙モノの山ができる原因のひとつが、「とりあえずテーブルに置く」こと。
これを防ぐには、“中継地点”をつくるのがポイントです。

たとえば、玄関近くにA4サイズのボックスを置き、
「ここに一時置く」→「食卓に持ち込む前に中身を確認する」
というルートをつくるだけで、散らかり予防になります。

家族にも「紙はここに置いてね」と伝えておくと、誰かのカバンから出されたまま…なんて事態も防げます。

2:「即捨てBOX」でDMやチラシは玄関処理

不要なチラシやDMは、その場で処理するのが鉄則!
ポスト横や玄関に「即捨てBOX(シュレッダー付きでもOK)」を設置して、いらない紙は家に持ち込まず、玄関で即バイバイ。
この習慣を取り入れるだけで、「なんとなく取っておいたけど、やっぱり不要だった…」という紙の山が減ります。

処理前に迷いがちな人は、“本当に読む?”のひと言を自分に問いかけるだけでも効果的です。

3:1週間以内に“ゼロ化”する処理タイミングを決める

紙モノの管理で意外と重要なのが、「いつ処理するか」のルール。おすすめは、“週に1回のゼロ化デー”を決めることです。
たとえば、
・日曜の夜に「紙モノ仕分けタイム」をつくる
・週末のゴミ出し前に紙袋1つ分を見直す
・金曜日に“持ち帰り書類の整理”を親子でやる など

決めたタイミングで「全部処理する」→「空にする」というサイクルがあれば、ためこまずに回していけます。

4:保管するモノは「月別フォルダ」にIN

保険の控え、契約書、明細書など、すぐには捨てられない書類は、月別に保管フォルダを分けて管理しましょう。
おすすめは、
・A4のクリアポケットに「1月〜12月」とシールを貼る
・書類を受け取った月にそのままINするだけ
・年度が変わる前に“1年分だけ見直し”をする

こうしておけば、「あの書類どこだっけ?」が激減!
保管が必要な書類も、1か所に集めることで捜す手間を最小限にできます。

5:学校書類は「子どもごと・カテゴリごと」に管理

保護者の頭を悩ませがちなのが、学校や園からの書類管理。
「兄弟分が混ざってわからない」「提出期限が過ぎていた…」なんてことも。
対策はシンプルで、“子どもごと×カテゴリごと”に分けて収納すること。
・子ども別に色分けしたファイルやボックスを用意
・「提出書類」「保存書類」「お知らせ」などのカテゴリを明確に
・すぐ確認できるよう、目につく場所に設置

この仕組みがあるだけで、提出モレや見落としがぐんと減ります!

「ためこまない仕組み」が紙モノ管理のカギ

紙モノは、つい置きっぱなしにするとあっという間に増えてしまいます。
大事なのは、「あとでやろう」ではなく、「今、どう動かすか」の視点。
今回紹介したルールはすべて、
・モノの通り道(動線)を整える
・保管と処理のルールを明確にする
・定期的な見直しタイミングをつくる
という3つの視点に基づいています。
どれかひとつでも、取り入れてみてくださいね。「紙モノが散らからない家」は、すぐそこです!

■執筆/持田友里恵
整理収納アドバイザー。片付けられない主婦から片付けのプロに!“片付け=自分を大切にすること”という信念のもと、片付けの工夫や仕組みをInstagram(@yurimochi.home)で発信中。
編集/サンキュ!編集部

 
 

PICK UP ピックアップ

TOPICS 人気トピックス

RECOMMEND