「家中片付けたいけど、まとまった時間がとれない…」そんな悩みを抱えていませんか?
実は、全部を一気にやろうとしなくても “1日1か所だけ整える”だけで、暮らしは少しずつ整っていきます。
今回は、日常生活のなかで「ここだけやれば達成感がある!」というおすすめの7スポットを、整理収納アドバイザーであるライター持田友里恵がご紹介します。
1:玄関マットのほこりを取って気持ちよく
家の第一印象を決める玄関は、「ちょっと整える」だけでグッと清潔感が増す場所。
なかでも、玄関マットはホコリや砂が溜まりやすく、放置すると見た目も衛生面も悪くなりがちです。
玄関マットがある場合は、掃除機をさっとかける・天日干しをするだけでもOK。
“行ってきます”と“おかえり”の時間が、少し気持ちよくなりますよ。
もしもこういった手間が面倒な場合は、思い切って玄関マットをなくしてしまうのも手!
管理する手間がなくなるので、とても楽になりますよ。
2:冷蔵庫のドアポケットを1段だけ見直す
冷蔵庫の中でも、調味料やドレッシングが集まりやすい「ドアポケット」は、片付け効果が高いスポット。
賞味期限切れのモノや、もう使っていないソースなどが眠っていることも…。
今日は上段、明日は下段、と決めて1日1段ずつ見直せば、無理なく冷蔵庫全体がスッキリしていきます。
3:洗面台のハンドソープ周りを水拭き&整頓
毎日使う場所こそ、汚れに気づきにくいもの。
洗面台のハンドソープ周りは、飛び散った水や石けんカスでぬめりやすくなっています。
1分あればできる「水拭き」+「整える」だけで、清潔感アップ!
使っていないスキンケアやヘアゴムを見直すのもおすすめです。
4:リビングのリモコン類を定位置に戻す
テレビ・エアコン・照明…複数のリモコンが点在しがちなリビング。
「使ったあともそのまま」が積み重なると、探す時間が増える原因に。
“リモコンはこのカゴに”と定位置を決めておくだけで、見た目も整い、家族にも協力を促しやすくなります。
5:ダイニングの“紙類”を一時整理
郵便物・学校のプリント・チラシなど “とりあえず置き”が多いのがダイニングまわり。
気づけば山積みになっている…という方も多いはず。
今日は「学校プリントだけ確認」、明日は「DMを捨てる」など、テーマを絞って取り組めば負担も減り、継続しやすくなります。
6:使ってないアプリの通知をOFFにする(デジタル片付け)
気づくとスマホが通知だらけで疲れてしまう…そんな方におすすめなのが、通知整理。
1日1つ、使っていないアプリの通知をOFFにするだけで、情報のノイズが減ってスッキリ。
同時に不要なアプリを削除すれば、スマホの動作も快適になります。
7:バッグの中身を全部出して見直し
気づけばレシートやお菓子の包みでごちゃごちゃ…になりがちなのがバッグの中。
バッグの片付けは、中身を一度すべて出して見直すのが鉄則です。
不要なものを抜き、必要なものを整えることで「次の日の行動がスムーズになる」という嬉しい効果も!
1日1か所片付けでも、暮らしは変わる!
片付けは “たくさんやること”が目的ではなく “自分にとって気持ちのいい空間をつくること”。
今回ご紹介したスポットをローテーションするだけでも、日々の暮らしに整いが生まれます。
無理せず、気づいたときに1か所だけ。
そんな“プチ片付け習慣”を、ぜひ今日から取り入れてみてくださいね。
■執筆/持田友里恵
整理収納アドバイザー。片付けられない主婦から片付けのプロに!“片付け=自分を大切にすること”という信念のもと、片付けの工夫や仕組みをInstagram(@yurimochi.home)で発信中。
編集/サンキュ!編集部