「今日はもう無理…」というほど疲れた日でも、目に入る“散らかり”にモヤッとしてしまうこと、ありませんか?
そんなときは、“たった1分だけ”を意識してみましょう。
小さな行動でも、思っている以上に空間や気持ちが整うもの。
本記事では、整理収納アドバイザーであるライター持田友里恵がやる気ゼロでもできる“ミニ片付けアイデア”を5つご紹介します!
1.使い終わったコップを流しに戻す
ソファの横やテーブルの上に、空のコップがポツン。
そのたった1つが、“生活感”や“散らかった印象”を強くしてしまいます。
どんなに疲れていても、コップ1個を流しに運ぶだけなら1分以内。
洗わなくてもOK、置いてくるだけで十分。「よし、今日も片付けた!」という気分になれる第一歩です!
2.テーブルの上の紙1枚だけ捨てる
郵便物、学校プリント、チラシなど…。
「あとで見よう」と置いておいた紙類が、いつの間にか山になっていませんか?
一気にやろうとするから腰が重くなるもの。1日1枚だけ、不要な紙を捨てる。これならできそうじゃないですか?
迷ったら「日付が過ぎた紙」を選ぶと判断しやすいですよ。
3.1か所だけクッションを整える
ソファの上のクッション、気づけばグシャッと潰れていたり、床に落ちていたり…。
そんな状態のままだと、部屋全体が雑然と見えてしまいます。
1分だけ、クッションをポンポンと整えて定位置に戻す。たったそれだけで、空間全体がキュッと引き締まるから不思議です。
「やった感」も得られて、少しだけ気分も上がりますよ。
4.冷蔵庫の中から賞味期限切れを1つ捨てる
冷蔵庫は意外と“放置しがちなエリア”。
でも、賞味期限が切れているものって、案外すぐに見つかります。
冷蔵庫を1分だけ開けて、「今日切れているものあるかな?」とパトロール。
1つでも捨てたら、庫内が少しスッキリしますし、「私、冷蔵庫整えている!」という自信にもつながります。
5.ポケットの中身を全部出して仕分ける
ズボンや上着のポケット、何が入っているか覚えていますか?
レシート、飴の袋、ヘアゴム、何かのネジ…。気づけば小さなゴミのたまり場に。
そこで、“今日着ていた服”のポケットの中身を全部出してみましょう。
ゴミはゴミ箱へ、使うものは定位置へ戻すだけ。翌日ポケットが空っぽだと、出発前のストレスも減りますよ。
たった1分でも、空間と気持ちは整う!
片付け=大がかりな作業、というイメージを持っていると、
「疲れている日」「気力がない日」はつい何もしなくなってしまいます。
でも、たった1分の行動でも、“整える感覚”をキープするには十分。しかも、1つ片付けたことが達成感につながり、次のアクションを引き出してくれることも。
やる気ゼロの日こそ、“とにかく小さく始める”片付けで、自分をゆるっと整えてあげましょう!
■執筆/持田友里恵
整理収納アドバイザー。片付けられない主婦から片付けのプロに!“片付け=自分を大切にすること”という信念のもと、片付けの工夫や仕組みをInstagram(@yurimochi.home)で発信中。
編集/サンキュ!編集部