「ヘルメットが転がってる」「雨具がどこかに行った」「子どもの補助グッズが放置されたまま…」
そんなふうに、玄関や駐車場・駐輪場などの外収納の散らかりに悩んでいませんか?
外に置くものは目が届きにくく、気づいたときにはモノが増えてゴチャゴチャになりがち。
でも、少しのルールと工夫で、外収納も室内同様スッキリと保つことができます。
今回は整理収納アドバイザーであるライター持田友里恵が、外収納が片付く収納アイデアを5つご紹介します。
1:ヘルメット・カギの定位置を玄関横に固定
ヘルメットや自転車のカギは、使ったあとの置き場が定まっていないと、そのへんに置きっぱなしになってしまいます。
玄関の横やシューズクロークの壁面などに、フックや小さな収納ボックスを設置し、「置き場」を固定しましょう。
使う→戻すが自然と習慣になり、忘れ物防止にもつながります。
2:雨具は“1人1個”ルール
「ビニール傘やレインコートがどんどん増える問題」こちらで悩まれている方多いのではないでしょうか。
ついコンビニなどで買い足してしまう人も多いですよね。
そこでおすすめなのが、「1人1個」ルール。
・必要な人数分だけ厳選して残す
・壊れた傘やサイズアウトしたレインコートはこまめに処分
・雨の日用のグッズはまとめてボックス管理
このルールを設けるだけで、外まわりのスッキリ感が大きく変わります!
3:不要になった育児グッズを定期的に見直す
子どもの成長に伴って使わなくなる、ベビーカーやチャイルドシート、チャイルドヘルメット。
「いつかまた使うかも…」「どう処分したらいいかわからない」と放置していませんか?
使用していないものは定期的に「今の暮らしに合っているか?」をチェックして、
・譲る
・処分する
・屋内保管に切り替える(今すぐ使わない場合)
思い出が詰まっていても、使ってこその道具です!次に必要な人の手に渡るように整理していきましょう。
4:使う頻度が低い道具は物置に移動
空気入れや大人用レインウェア、掃除用ブラシなど、「たまに使うけど毎日は使わないもの」ってありますよね。
そういったアイテムは、玄関まわりに出しっぱなしにせず、物置や収納庫など別エリアへ移動。
・週1回使う→手の届く場所
・月1回以下→屋外の収納庫へ
よく使うモノだけが近くにある状態を保つことが、快適な外収納の基本です。
5:カゴやボックスは「家族ごとに分けて管理」
家族で共有している自転車用品は、まとめて置くとごちゃつきがち。
特に子どもが複数いる家庭では「どれが誰の?」と混乱の原因にもなります。
おすすめは、カゴやボックスを「家族ごとに分けて管理」するスタイル。
・名前ラベルを貼る
・子どもが届く高さに設置
・ボックス内も定位置ルールを作る
こうすることで、子どもも自分で準備・片付けしやすくなる環境が整います。
外収納は「使用頻度」と「定位置」がカギ!
玄関横や駐輪場まわりがごちゃつく原因は、「とりあえず置く」になってしまっていること。
自転車まわりも、室内と同じように使用頻度と定位置を意識して整えることで、見た目も行動もグッとスムーズになります。
家族が毎日使うエリアだからこそ、シンプルでわかりやすい収納にしておきたいですね。
■執筆/持田友里恵
整理収納アドバイザー。片付けられない主婦から片付けのプロに!“片付け=自分を大切にすること”という信念のもと、片付けの工夫や仕組みをInstagram(@yurimochi.home)で発信中。
編集/サンキュ!編集部