キッチンはできるだけ楽にきれいに保つようにしたいと考えているサンキュ!STYLEライターのきいろです。
整理収納アドバイザーで掃除のクリンネストの資格を持つ筆者がキッチンを楽してきれいに保つためにしている工夫をご紹介します。

1.コンロまわりにものを置かない
コンロまわりは油はねがしやすい場所です。安全のためにあまりものは置かないようにしています。
コンロまわりにものを置いていると油が跳ねてしまい、置いているものの掃除まで必要になってしまいます。
掃除するときにものを避けてから掃除するという手間も必要になるため、掃除が面倒になります。コンロまわりにものを置かないと決めています。
2.「作業台は広く」を意識
調理家電や調理器具を作業台の上に出したままにしておくという方も多いと思うのですが、作業台の上を掃除したいと思ったときに置いているものをよけてから掃除する必要があったり、作業台にものがたくさんあると料理が面倒に感じます。
作業したいときにすぐに取り掛かれるように作業台の上を広く保つように心がけています。
具体的には我が家の場合は炊飯器を持たずに鍋でご飯を炊いているため、炊飯器をキッチントップに置かなくて済んでいます。
鍋で炊いた後は、鍋を洗い、収納にしまっています。
我が家の場合はオーブントースターを使うのは土日だけのため、土日にオーブントースターを使用したら、オーブントースターの外せる蓋や受け皿は日曜日に洗って、平日はオーブントースターを収納してしまいます。
収納にしまい、作業台を広く保つことで、お弁当を作りたいときに家族のお弁当箱を並べておけたり、お皿に盛りつけをしたいときに家族分の皿を並べて盛りつけることができたりと便利です。
もし使用している調理家電が使用頻度が少ないようでしたら、収納して作業台を広くするという手もありますので案に入れてみてはいかがでしょうか。
3.置かないことで掃除しやすい工夫
実はこれまで挙げた1と2は掃除をしやすくするための工夫でもあります。
他にもキッチンのシンクに「洗いカゴをつけたままにしない」、「排水口のカバーを外してしまう」、「キッチンカウンターにものを置いたままにするのは最低限」としています。
洗いかごをつけたままにしておくと、洗いかごにも水垢が溜まりますし、シンクに洗いカゴをはめるタイプのものですと、洗いかごが設置してあることでシンクの中が掃除しにくくなるので外しています。
排水口のカバーもつけておくと中が見えなくて一見きれいに見えますが、排水口のカバーも洗う必要が出てしまったり、見えないことで気にならず洗うことを忘れてしまいます。
キッチンカウンターの上にもあまりものは置かないようにしています。
料理が出来上がったら食卓に運びやすくするためにも、食事後に片づけをするときに楽にするためも、カウンターにはものをあまり置かない方が楽です。
4.管理できないものを持たない
100円ショップなどで販売されている便利な調理グッズがたくさんあると思いますが、私は飽きっぽいのとそのうち使わなくなってしまうのではと思い、簡単には買わないようにしています。
お皿も調理グッズも自分が管理できる量だけ持つようにしています。便利だと思って収納にしまいきれないほど持つと、管理が大変になってしまいます。
先を見据えておかない、持たない
普段作業がしやすいように調理作業の邪魔にならないように作業する場所を広く使えるようにすること、そして汚れを溜めないように置かない工夫をしています。
これは自分を楽させるための工夫だと思っています。
■執筆/きいろ
整理収納アドバイザー、クリンネスト。シンプル・サステナブル・整えるとテーマに暮らしの気づきや片づけのことを執筆している。
編集/サンキュ!編集部