節約には、ちょっとの手間を惜しまないことでジワジワ効果を生むものがあります。日々の暮らしに取り入れる工夫によって、年間数万円の支出をカットできることも。
そこで今回は、節約歴5年の主婦ライターおこめが「節約生活で手放せないアイテム」を3つ紹介します。

1. セルフヘアカットツール
子どものセルフカットはもちろん、大人も髪が伸びてきたときにピンポイントでカットすることで美容院へ行く回数を減らすことができます。
そこで必要なのが「カットハサミ」と「すきバサミ」。まっすぐな刃のカットハサミだけでは不自然な仕上がりになってしまいますが、すきバサミを使うことで満足のいく仕上がりに。最近ではYouTubeでもセルフカットの方法を教えてくれる動画がたくさんアップロードされています。プロの美容師から動画を通して学ぶことで、セルフカットの技術を上げられます。
筆者は、子どものヘアカットにはパナソニック「ボウズカッター」も使用しています。数あるパナソニックのバリカン製品のなかで唯一、お風呂場で使えることがこの商品の強み。
えり足や素人にはむずかしい耳元のカットが安全かつ自然な仕上がりにできるので、重宝しています。ヘアカット用ハサミとボウズカッターのダブル使いで、子どもたちはセルフカットで十分まかなえていますよ。
2. ガーゼハンカチ
ティッシュは便利ですが、毎日使うものだからこそ地味に家計を圧迫しませんか。そんなとき頼りになるのが、「ガーゼハンカチ」です。
取り出しやすいところに数枚用意しておけば、子どもの口元を拭いたり、食べこぼしを拾ったりとティッシュ感覚でどんどん使えます。使用後は、水洗いして洗濯機にポイ。薄手のものであればすぐに乾くので、お手入れかんたんで気持ちよく使えます。
洗濯するまでに時間が空く場合は、水洗いして物干しスタンドにかけておきます。風とおしのいい場所に置いておけばすぐに乾くため、そのまま洗濯機の中で放置するよりも衛生的に安心でしょう。
もちろん「鼻水」などはティッシュと使い分ければOK。一部を置き換えるだけでもティッシュ代をぐっと節約でき、お財布にも環境にもやさしいアイテムといえます。
3. レンジ用ふた
「電子レンジ用のドーム型フタ」は、使い捨てのラップを「繰り返し使えるアイテム」に置き換えられる便利グッズです。レンジ加熱のたびにラップを引き出しては捨てる…という習慣をなくせるので、年間でみるとラップ代を大きく節約できます。
しかもドーム型になっているため、浅いお皿でも高さのある料理でもカバーでき、蒸し料理から温め直しまで幅広く対応可能。
耐熱ボウルで調理するときや、中途半端に残った料理を翌日に持ち越すとき。保存容器に入れ替えることなく、お皿のままサッと温められるので時短にもつながります。
ラップを使わずに済む分、ゴミの量も減り、節約とエコの両方をかなえてくれる優秀なアイテムです。
家計を助けてくれる節約アイテムをうまく取り入れて!
毎日の暮らしにかかるお金は、小さな積み重ねが大きな差になります。今回紹介したアイテムのように、一度取り入れれば長く節約効果を生み出してくれるものは、お金を整えたい人の心強い味方。
無理に我慢するのではなく、続けやすい工夫を選ぶことで、家計をラクにしていきましょう。
■執筆/おこめ
夫婦で協力して節約×投資に励み、総資産4000万円を達成。元小学校教諭で男の子2人の母。週5でパート勤務をしながら「自炊は最強の副業」をモットーに日々自炊に勤しむ。インスタグラムは@ocome_money_life
編集/サンキュ!編集部