スーパーに行く回数が減ったら、食費が自然に下がった!FPママが実践した食費節約術3選

2025/12/31

「節約しなきゃ」と思うほど、毎日の買い物や献立づくりが負担になっていませんか?
“安いものを探す”“特売日にまとめ買いする”といった王道の節約を頑張っていても、時間も手間もかかる割に思ったほど食費は下がらない…という現実。

そんな中で気づいたのが、「スーパーへ行く回数を減らす」というシンプルな方法です。
FPでありママでもあるちぇそが実践して効果を感じた、頑張らない食費節約術3つをご紹介します。

サンキュ!STYLEライター。シングルマザーとして息子2人を育てながらFP資格取得・1000万円貯金を達成。...

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“買い物頻度を減らすだけ”で食費が落ちた理由

食費がかさむ大きな原因は、高い食材を買うことよりも、「予定外の小さな買い物」です。
スーパーに行くたびに、「これ安いかも」「ついでにお菓子も」「今日は疲れたから総菜を追加」。
こうした小さな積み重ねが、1カ月で見ると意外な金額になります。

そこで私がやめたのは、“頻繁にスーパーへ行く習慣”。
週3〜4回行っていた買い物を、週1〜2回に減らしただけで、自然と誘惑に触れる回数も減りました。
「行かない=買わない」という、ある意味いちばん確実な節約です。

安い日を追いかけたり、ポイントに振り回されたりしなくても、買い物頻度を減らすだけで、ムダな出費は確実に減る。これが最初に実感した変化でした。

“使い切る前提にしない”在庫管理のコツ

ちぇそ

食費管理というと「食材を使い切ること」が重視されがちですが、忙しい主婦にとってはプレッシャーになりやすいもの。
私が取り入れたのは使い切ることをゴールにしない“ゆる在庫管理”です。

ポイントは、
いつも家にある「定番食材」を決める
冷蔵庫・冷凍庫・食品棚にそれぞれ“定位置”を作る
なくなりそうなものだけを買い足す
これだけ。

在庫を完璧に把握しようとせず、「これは常にある」「これは今はない」と大まかに分かれば十分です。
すると、同じものを何度も買ってしまう重複買いや、奥で忘れられていた食材の期限切れが激減しました。

結果として、在庫は少なめでも回るようになり、買い物の判断もスムーズに。
在庫管理を頑張らないことが、食費節約につながると実感しています。

スーパーに行かなくても困らない“ゆる献立”でストレス激減

ちぇそ

買い物回数を減らすうえで心配なのが、「献立が回らなくなるのでは?」という点。
そこで役立ったのが、きっちり決めない“ゆる献立”です。

我が家では、ざっくりと一週間分のメニューを考えますが
忙しいときや疲れているときは
肉・魚・卵・豆製品などの「主役食材」
野菜や冷凍食品などの「組み合わせ食材」
この2つを意識してそろえています。

メニューを固定せず、「今日はこれがあるから、この組み合わせで作ろう」と考えるだけ。
多少予定が変わっても対応しやすく、買い物に行けなくても困りません。

献立に悩む時間が減ると、心の余裕も生まれます。
その結果、外食や惣菜に頼る回数も減り、食費とストレスの両方が軽くなる好循環が生まれました。

仕組みを整えるだけで、家計が勝手に回り始める

スーパーへ行く回数を減らすことでムダ買いが自然となくなり、
在庫管理や献立づくりもシンプルになって、結果的に食費と家事の負担が同時に軽くなる。

実践してきた3つの工夫は、我慢や根性論の節約ではありません。
「仕組みを整えるだけで、家計が勝手に回り始める」
そんな、やさしく続けられる節約術です。

もし食費管理に疲れているなら、まずは「スーパーに行く回数」を見直すことから始めてみてください。
それだけで、暮らしと家計が驚くほどラクになるかもしれません。

■執筆/ちぇそ
シングルマザーとして息子2人を育てながらFP資格取得・1,000万円貯金を達成。節約を中心とした家計管理が得意。
Instagramは「@single_cheso」。
編集/サンキュ!編集部

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