家の汚さに悩む一方で、汚いことを肯定したりあきらめたりする人も少なくないよう。まとまった時間を取れないもおうちはキレイにできないと思う人も多いですが、決してそんなことはありません。
日々の習慣を変えればキレイな家をキープできると、整理収納アドバイザーのシンプリストうたさんは言います。そのためにはまず、多くの人がやってしまいがちなNG習慣について知ることから始めてみましょう。

NG習慣1.使い切る前に買ってしまう
汚い家ほど、使い切ることを習慣にしていない人が圧倒的に多いです。使い切る目処が立っていないにも関わらず、新しい商品を買ってしまうので、何年経っても使い切ることはありません。
使い切れない商品を捨てられないのは当然のことです。あなたがものを捨てられないのは、捨てられない性格が原因ではなく、使い切れない買い方をしているからです。まずは、買い方から変えていきましょう。
NG習慣2.何かと理由をつけて「ごほうび買い」をしがち
部屋が汚い人こそ、ちょっとしたことでも何かと理由をつけて「ごほうび買い」をしてしまいます。しかも、形に残るものを選びがち。買うことが目的のため、買っても使わないということもあり、捨てられない状況を自らつくりだしてしまいます。
ごほうびをやめてということまでは言いませんが、ごほうびの内容を変えてみるのもひとつの策です。ちょっとしたスイーツにしたり、1日体験のレッスンや日帰り温泉にしてみたり。形に残らず幸福感をアップさせてくれるものを選べば、ものへの執着心も次第に離れていくでしょう。
NG習慣3.休日は毎週外に出かける
休日の過ごし方でも、家の状態が分かります。休日に毎週のように外に出かける人は家嫌いの人が多いため、汚い家に住んでいる確率が高いです。家にいても窮屈でかえって疲れてしまうので、外に癒しを求めがち。
かといって、外では人混みや情報量の多さから疲れてしまい、結局リフレッシュし切れないまま帰宅することになることが多いです。片づけや掃除に対して義務感をいだいていればネガティブになるのは当然のこと。自分の城をつくるための手段のひとつだというスタンスでいれば、ポジティブな気持ちで行動することができますよ。
習慣を味方につければ部屋は変えられる!
NG習慣に当てはまった人でも落ち込むことはありません。気づいたときが、良い習慣に変えられるチャンスだからです。習慣を味方につければ、時間がなくても家事が苦手でもキレイをキープしやすくなります。
片づけは継続的にやることがだいじだからこそ、理想の部屋を目指して楽しみながら取り組んでいくことがだいじです。
■執筆/シンプリストうたさん…ズボラでも小さな子どもがいても、スッキリ暮らすためのストレスフリーな方法を提案する整理収納アドバイザー。68平米のマンションで家族4人暮らし。
編集/サンキュ!編集部