片づけているつもりなのに部屋がキレイにならないのはなぜ?考えられる理由3つを汚部屋出身の整理収納アドバイザーが解説

片づけているのに部屋がキレイにならないのはなぜ?考えられる理由3つを汚部屋出身の整理収納アドバイザーが解説

2025/10/17

片づけているつもりでも、部屋は散らかっていることの方が多い…そんな経験はありませんか?じつはそれにはある理由があるんです。理由を知ることで、解決の糸口が見えてくることも。

汚部屋出身で整理収納アドバイザーのシンプリストうたが、考えられる理由3つをご紹介いたします。

サンキュ!STYLEライター。ズボラでも小さな子どもがいても、スッキリ暮らすためのストレスフリーな方法を提案...

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1.習慣にできていないから

1.習慣にできていないから
リモコンひとつでも戻す習慣をつける

1つ目は、片づけを習慣にできていないことが考えられます。片づけが苦手でズボラな人はもちろんのこと、しっかり時間をかけて片づけている真面目な人ほど、「今日は片づけなくてもいいか!」という気持ちが芽生え、継続できていない人が多いです。

片づけは、1日5分間でも毎日継続できるかがポイント。歯磨きや洗濯など、毎日の習慣とセットにして片づけすることを意識してみると、自然と習慣づけることができます。

2.散らかるスピードの方が早いから

2.散らかるスピードの方が早いから

2つ目は、片づけるスピードに対して散らかるスピードの方が早いことが考えられます。いくら毎日5分間片づけたとしても、物が床いっぱいに散らかっていたら永遠に片づくことはないでしょう。

改善策は2つ。一つは、全体量を減らすこと。今まで10個あったものを3個に減らすと、散らかりの原因となる対象物は自然と減ります。もう一つは、「散らかさない仕組みづくり」も同時進行で進めること。一つの作業に対して出していいのは「それに関連するものだけ」などとゆるくルールを決めておけば、手遅れ状態を防げますよ。

3.正しい優先順位をつけられていないから

3.正しい優先順位をつけられていないから
優先度が高い場所から片づける

3つ目は、片づけに関して正しい優先順位をつけられていない可能性が考えられます。たとえば、部屋全体が足の踏み場もないくらい散らかっているのに「財布の中身」や「引き出しの中」など小さな範囲から整理し始めること。この場合は、安全性も考えて大きな空間を片づけることが最優先です。

ほかにも、「使用頻度の高さ」や「滞在時間の多さ」を意識して、片づける場所の順番を決めると効果を感じやすいので意識したいところ。「優先順位」を意識するだけで、効率よく作業を進めることができます。

「片づけているつもり」にならないために

「片づけているつもり」にならないためには、まとまった片づけ時間をとることよりも「1日5分間の片づけ」を意識してみることが大事です。その上で、散らかり対策や優先順位も意識してみることが解決の糸口となります。

それでもちゃんと片づけられるか不安な人は、部屋の状態や片づけ風景を「写真や動画を撮る」など、視覚的な情報で判断してみるのも一つの策です。客観的に見てみることで、より片づけを効率よく進めることができるでしょう。

■執筆/シンプリストうた…ズボラでも子どもがいても、スッキリ暮らすためのストレスフリーな方法を提案する整理収納アドバイザー。68平米のマンションで家族4人暮らし。

編集/サンキュ!編集部

 
 

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