汚部屋を卒業した片づけのプロが解説!家にあったら「すぐ捨てるべきもの」5選
2024/11/20
要不要の判断は各家庭で異なりますが、問答無用で捨てるべきものがあるそう。散らかった家には必ずと言っていいほどよくあるものですが、使う日が訪れることはほぼないとか。整理収納アドバイザーのシンプリストうたさんに教えてもらいました。
1.大量の紙袋
物が多い家は、とにかく紙袋が多いです。紙袋が有料になった今だからこそ、捨ててしまうのはよりもったいなく感じてしまうことも。付き合いが多く、頻繁に紙袋を使うご家庭であれば多少は多く持ってもよいですが、月に1回使うか使わないかであれば思い切って処分した方がすっきりしますよ。
2.大量のペン類
大量のボールペンの中には、インク切れや書き心地が良くないペンも含まれていることが考えられます。使えないペンと使えるペンが混同していては、使えるペンを探すのにも負担がかかってしまいますよね。
まずは使えないペンを取り除くこと。その後は積極的に使いたいペンだけを残すことを目標とし、選別していきます。意外と多くのペンは必要なかったということに気づくでしょう。
3.再利用できそうなラッピング
「いつか使えそう」と思って使わなかったアイテムの上位に入るラッピング材は、もらった時点で即捨てOKです。再利用するのは誰のためでしょうか?使うタイミングと相手が即座に思い浮かなければ、今後も使う可能性は低いです。
4.化粧品サンプル
泊まりのときに使えそうな化粧品サンプルは、全捨てしても困りません。理由は「タダでもらっているものだから」です。そもそも必要なものであれば、自分で買いに行っていますよね。
また、化粧サンプルは使用期限を書いていないものが多く、何年も使わずにいると肌への影響が心配になります。基本は都度使い切るようにしましょう。
5.大量のエコバッグ
エコバッグを5個以上持っている人は要注意です。1回の買い物でもエコバッグを使うのはせいぜい1、2個ですよね。必要以上に持っていると、収納スペースもとられ無駄買いも増えてしまう傾向に。いただく機会もあると思いますが、入れ替え制にすればそう増えることはありませんよ。
「いつか使えそう」だと思ったら要注意
ご紹介した5つのアイテムはいずれも「いつか使うかも」と思いがちですが、実際にフル活用している人は見たことがないというほど長期間放置されがちなものです。
ひとつひとつは小さいので、少しくらい多めに持ってもいっか!と思いがちですが、その積み重ねでスペースも手間も奪われていきます。心を鬼にして、全捨て覚悟のつもりで取り組んでみてくださいね。
■執筆/シンプリストうたさん…ズボラでも小さな子どもがいても、スッキリ暮らすためのストレスフリーな方法を提案する整理収納アドバイザー。68平米のマンションで家族4人暮らし。
編集/サンキュ!編集部