今年も暑い日がまだまだ続きます。
暑い時期は、室内といえど動き回るのも大変ですよね。家事も、なるべく省エネモードで済ませたいもの。じつは、毎日当たり前にやっていた家事の中には、やめても意外と困らないことがあるんです。
家事の簡素化を目指すシンプリストうたが、実際に夏にやめても困らなかった家事3つをご紹介します。

1.洗濯物干し
夏は洗濯物も乾きやすいので、外干しをするのが当たり前だと思っている人も多いのではないでしょうか。しかし、夏は日差しが強く衣類の日焼けが気になりますし、害虫なども寄ってきやすいので、洗濯物のトラブルも少なくはありません。何よりも、暑い時期に外に干すという作業は、想像以上に身体の負担も大きいんです。
わが家では、思い切って外干しをやめて衣類乾燥機に任せたところ、時短にもなり家事の負担がぐんと減りました。衣類乾燥機がないご家庭でも、窓際で室内干しをしても夏場は乾きやすいので、涼しい部屋の中で洗濯物を回すことができますよ。
2.クローゼットの本格整理
クローゼット整理は年間通してこまめに行った方がよいものの、夏場にクローゼットのものを全て出して時間をかけて行うことはおすすめできません。長時間の作業は夏場はとくにバテやすく、熱中症のリスクも高くなってしまいます。
暑い夏の時期は、すき間時間を使った3分以内の整理がおすすめです。燃えるゴミの日や洋服選びのついで、洗濯物を戻すついでなどで1、2着間引く程度でOK!1日1着でも1週間続ければ7着手放せることになります。
さらに減らすスピードを上げたい場合は、3分整理を1日のうちに3回設けるなどして対応していけば、意外と量を減らせますよ。
3.毎日の床掃除
床掃除は、想像以上に体力を消耗します。床掃除をするためには、床にあるものを片づけ、場合によってはラグや家具を一時撤退する必要があるからです。
涼しい時期は毎日行っていた床掃除をやめて週に1回に減らしても、とくに困ることはありませんでした。部分的に気になる場合は、ほうきとちりとりセットでささっとお掃除。
床のべたつきが気になる場合は、スリッパを履くなどして対応すればそこまで神経質になる必要はありません。
夏限定で家事を手放してみよう!
夏はバテやすく、体調管理にも気をつかいがち。だからこそやらなくても困らない家事はどんどん手放していきましょう。
夏限定で手放したつもりが、「意外と日常的にやらなくてもいいことだった」と気づくきっかけにも。家事の簡素化で、効率よく夏の暮らしを回していきましょう。
■執筆/シンプリストうた…ズボラでも子どもがいても、スッキリ暮らすためのストレスフリーな方法を提案する整理収納アドバイザー。68平米のマンションで家族4人暮らし。
編集/サンキュ!編集部