夏の来客は、家の清潔感が意外なところで試される時期でもあるそう。部屋全体はキレイなのに、部分的に汚い箇所があると、「もしかして普段は掃除が行き届いていない!?」と思われてしまう可能性もあるとか。
整理収納アドバイザーのシンプリストのうたさんに、夏の来客時に注意してほしいポイントと対策を教えてもらいました。

「扇風機やサーキュレーター」で家の汚さがバレてしまう!
扇風機やサーキュレーターは、モノトーンや透明のパーツで構成されているものが多く、ホコリや汚れが目立ちやすくなっています。特に羽根の裏側やカバーのすき間にたまったホコリは、来客が座った位置からも目に入りやすく、「掃除が行き届いていない」と感じさせてしまう原因に。
さらに、ホコリを放置したまま使用すると、風と一緒にホコリが空中に舞い、不衛生な印象を与えてしまいます。見た目だけでなく、空気の質にも影響するため、掃除はこまめに行うことが大切です。
「シーズン終わりまで待つ」はNG!こまめな掃除がカギ
「どうせ夏が終わったら掃除するから…」と汚れに気づきつつも放置していませんか? 扇風機は夏の間ほぼ毎日使う家電だからこそ、シーズン中の掃除が欠かせません。
毎日稼働する場合は月1回、できれば半月に1回を目安にパーツを外して中性洗剤で掃除をするのが理想的。
とはいえ、ふだんの生活でパーツをひとつひとつ取り外すのはハードルが高いですよね。そんなときは、前面カバーを外してウェットティッシュでさっと拭くだけでもOK。見た目も空気もすっきりします。もちろん、掃除の際は必ずコンセントを抜くのを忘れずに。
「羽根」だけじゃない!本体の汚れにも要注意
扇風機の掃除というと羽根ばかりに目が行きがちですが、ボタン周辺や床との接地面の汚れも見落としがちなポイントです。
首振り部分やボタンまわりなど、意外と汚れやホコリがたまりやすい場所なので、羽根を掃除するついでに拭き掃除をしておくと清潔感がぐっとアップします。
中間掃除で、夏の清潔感をキープしよう
来客に好印象を与えるには、全体の掃除だけでなく、「目につきやすいところ」の掃除が肝心です。扇風機やサーキュレーターは毎日使っていくうちに汚れにも慣れてしまい、気になりにくくなるもの。
あらかじめスケジュール帳に掃除の予定を記しておくことで、忘れずに中間掃除をすることができます。たったこれだけで、夏の家の印象は大きく変わりますよ。
■執筆/シンプリストうたさん…ズボラでも小さな子どもがいても、スッキリ暮らすためのストレスフリーな方法を提案する整理収納アドバイザー。68平米のマンションで家族4人暮らし。
編集/サンキュ!編集部