衣類のランドリー

靴下を干すとき履き口は下と上、どっちが正解?洗濯物を干すときにやっちゃダメな5つのこと

2021/03/25

「洗濯物の干し方なんて気にしたことない」「とりあえず乾けばいいんじゃない?」と思っていませんか。洋服を傷めず、効率よく乾かすためには、洗濯物を干すときにも気をつけたいポイントがあるんです。

そこで今回は暮らしスタイリストとして料理を始め家事全般の情報を日々発信されている河野真希さんに、洗濯物干しでやってはいけないことを伺いました。

【1】夜に外干ししてはいけない

ランドリー、トング、夜撮影
YOON_D/gettyimages

朝はバタバタといそがしいこともあり、夜のうちに洗濯物を干してしまいたいという人もいるでしょう。でも、夜に外干しをするのはデメリットも多いので要注意。

まず、夜露にぬれて洗濯物が湿気を帯び、外に干したのに、生乾きのにおいがしてしまうことがあります。寒い時期だと洗濯物が凍ってしまうことも。乾かないだけでなく、生地を傷めてしまうことがあります。

また、夜の外干しで何より怖いのが、虫が洗濯物に卵を産みつける可能性があること。昼間でもその可能性はゼロではありませんが、洗濯物によくつくカメムシなどは夜行性のため、夜に干しているとその可能性は高まります。卵がついた洋服を気づかずに収納して、クローゼットの中で孵化してしまったら…!?

そうならないように夜は部屋干しにして、朝になってから外に出すことをおすすめします。

【2】洗濯物は表向きで干してはいけない

ジーンズのズボン洗濯屋外を乾燥
YesKatja/gettyimages

洋服を干すときには、裏返した状態で干しましょう。日に当たることによる色あせを防ぐことができると同時に、ズボンのポケットなどの乾きにくい部分もしっかりと乾かすことができます。

また、洗うときにも裏返したまま、洗った方がいいことも。洗濯物同士がこすれることによる生地の傷みや、洗濯による色落ちを減らすことができ、汗や皮脂などの汚れもしっかりと落とすことができます。洋服を脱いだときに裏返しになっているなら、そのまま洗濯機に放り込んでもOKなんです。

なお、裏返すと形崩れしてしまうような洋服や、食べこぼしや泥などの目立つ汚れが表についているときには、表のまま洗いましょう。

【3】洗濯後に色移りやシミを見つけたら、そのまま干してはいけない

水染みの下で白い服の汚れを洗う
Evgeniy Skripnichenko/gettyimages

洗濯物を洗ったあと、シミがあることに気づいたら、いったん干すのはやめましょう。一度乾いてしまうと、そのシミは再度洗っても、落とせなくなってしまうことがあります。

シミの原因として考えられるのは、まず色移り。濃い色の洗濯物から薄い色のものへ色が移ってしまった可能性があります。その場合は40~50℃程度のお湯に洗濯洗剤を規定量の2倍入れ、あれば衣類用の酸素系漂白剤を加えて、30分程度浸け置き洗いしましょう。

また、柔軟剤が直接洋服についてしまうと、その部分がシミになってしまうことがあります。シミになってしまったら、中性洗剤(洗濯洗剤か、食器用の中性洗剤でもOK)をお湯に溶き、洗濯物を入れて、優しくもみ洗いをします。これを防ぐためには、柔軟剤は洗濯機の中に直接入れず、指定の投入口に入れるようにし、使用量を守るようにしてください。

なお、乾かす前に再度洗い直しても、シミがどうしても落ちないときには、できるだけ早くクリーニング店にお願いしてください。プロであっても、時間が経てば経つほど汚れが定着して落とせなくなります。

【4】ニットはハンガーに干してはいけない

ケーブルニットセーター
Jelena990/gettyimages

セーターやカーディガンなどのニット類を洗ったあとは、干し方に気をつけないと、水を含んだ重みで伸びて、形崩れしてしまうことがあります。トレーナーやパーカー、スウェットなど、厚みがあって水を含むと重たくなる洋服も要注意。

これらを干すときには、いつものようにハンガーにかけてはいけません。平干し用の洗濯ネットを使って平らに干すのがベスト。お持ちでない場合は、ハンガーとタオルなどを使って重さを分散させるなど、平らに干せるように工夫をしてください。

乾いたあと収納するときも、伸びやすい素材のニット類はハンガーを使わず、たたんで平らに収納するのがおすすめ。どうしてもハンガーに吊したいときには、肩の部分だけに重さがかからないよう、セーターを半身にたたんでから、袖と身ごろをハンガーに引っかけるようにするといいでしょう。

【5】靴下は履き口を下にして干してはいけない

乾燥のソックス
stwief/gettyimages

洗濯物の水分は干しているうちにも下に落ちるため、上の方から乾いていきます。靴下の履き口を「下」にして干していると、ゴムの入った部分がぬれた状態が長く続くことになり、ゴムが劣化してしまうことがあります。

靴下は ゴム部分をピンチでつまんで干すようにしましょう。同様にパジャマのズボンやパンツなど、ウエスト部分にゴムの入った洋服はゴムを上にして干すようにしてください。

なお、乾いたあとピンチから外すときにも引っ張って取るのはNG。ゴム部分が傷みやすくなります。ひと手間かかっても、手でひとつずつ外していきましょう。


◆監修・執筆/河野 真希
暮らしスタイリスト・一人暮らしアドバイザー・料理家。料理や家事、インテリアなど、気持ちのいい暮らしを作る、はじめるためのライフスタイル提案を行う。流行や思い込みにとらわれずに、無理なく持続可能で快適な自分らしい暮らしづくりを応援。 『料理教室つづくらす食堂』主宰。

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