ベッドまわりを掃除するときに真っ先に思い浮かぶのは「ベッド下の掃除」です。たしかにホコリは溜まりやすいですが、それ以外でもすごく汚れている場所があるそう。長期間放置すると、ハウスダストアレルギーや火災の原因にもなりかねないとか。
シンプルライフですっきり暮らす整理収納アドバイザーのシンプリストうたさんに「じつはすごく汚れている意外な場所」を教えてもらいました。

「ベッドと壁のすき間」は想像以上に汚れている!
ベッド下だけ掃除をして、掃除をした気になっていませんか?じつはそれ以上に汚れやすい場所は「ベッドと壁のすき間」なんです。通常ベッドを壁寄せしていることが多いことから汚れには気づきにくいですが、とくに湿気も溜まりやすい場所。
寝室は布物が多いがゆえにホコリも舞いやすく、そのまま放置してしまうと大量のホコリやカビを発生させてしまう原因にもなり不衛生です。そのため、少なくとも半年に一度は掃除しておきたい場所です。
ホコリを放置していると危険!
とくに気をつけておきたいのがベッドの裏側にコンセントを設置しているとき。ベッドに間接照明などがついている場合には、裏側に設置することが多いです。
しかし、長期間掃除をしていないとホコリがコンセント付近にも溜まり、湿気を帯びて電流が流れると発火してしまう危険性もあります。ベッド裏は、「ホコリ」と「湿気」が溜まりやすいという悪条件がそろっているからこそ、放置するととても危険なのです。
湿気が気になるときは少し壁から家具を離してみて
住環境によっては、どうしても湿気が溜まりやすく壁や家具に水滴が発生してしまうほど結露に悩まされることもあるでしょう。そんな場合は、少しだけベッドを壁から離してみてください。
空気の通り道ができ、湿気が溜まりにくいという効果があります。また、ホコリや小さなカビの発生にも気づきやすく、腕が通るスペースがある分さっと拭けるなど掃除に取りかかりやすいというメリットも。キレイをキープしやすい環境を整えることがポイントです。
寝室掃除は「ベッドと壁のすき間」もチェックしてみて!
ベッドまわりを掃除するとき、ついベッド下や寝具にばかり目がいきがちですが、少しベッドをずらして「ベッドと壁のすき間」もチェックしてみることをお忘れなく!
普段は気づかないような汚れが溜まっており、知らず知らずのうちに物が落ちていたということもあります。見落としがちな部分もしっかりと掃除をして、快適な空間を目指しましょう。
■執筆/シンプリストうたさん…ズボラでも小さな子どもがいても、スッキリ暮らすためのストレスフリーな方法を提案する整理収納アドバイザー。68平米のマンションで家族4人暮らし。
編集/サンキュ!編集部