洗面所は、家の中でもとくに使用頻度が高い場所です。朝起きて顔を洗い、歯を磨き、夜は手洗いやスキンケア。家族全員が毎日何度も使うからこそ、水滴や汚れがたまりやすく、「気づくとなんだか汚れている…」と感じる人も多いのではないでしょうか。
洗面所をキレイに保つコツとして、これまでにも掃除の方法や収納の工夫はたくさん紹介されてきました。ですが、実際に「いつ見てもキレイ」をキープしている人は、特別な掃除をしているわけではありません。最近感じているのは、キレイが続く人ほど、習慣そのものをアップデートしているということ。
元家政婦で主婦歴25年のマミさんに、「続けている3つの習慣」を教えてもらいました。
- 習慣1.「ものを直置きしない」を徹底している
- 習慣2.「使ったらその場で拭く」を流れにしている
- 習慣3.「すぐに掃除できるアイテム」をあらかじめ用意している
- キレイな洗面所は「がんばり」の結果ではない
習慣1.「ものを直置きしない」を徹底している
洗面所が散らかって見える一番の原因は、じつは汚れそのものより「ものの多さ」です。コップ、ハンドソープ、スキンケア用品などが洗面ボウルの縁やカウンターに直置きされていると、それだけで掃除のハードルが一気に上がります。
キレイな人は、「どう収納するか」よりも前に、直置きしない状態を当たり前にしているのが特徴です。ものが浮いていれば、拭く動作は一瞬で終わりますし、水がたまる場所も減ります。
掃除をラクにする第一歩は、掃除の仕方を工夫することではなく、掃除しやすい状態を先につくること。これが、洗面所がキレイな人に共通する考え方です。
習慣2.「使ったらその場で拭く」を流れにしている
「こまめに掃除するのが苦手」という人ほど、掃除を「特別な作業」として考えてしまいがちです。ですが、キレイが続いている洗面所では、拭くことは掃除ではなく、動作の一部。
・手を洗ったあと
・顔を洗ったあと
・歯磨きが終わったあと
その流れで、洗面ボウルやまわりをサッと拭くだけ。わざわざ時間を取ったり、気合を入れたりする必要はありません。
ポイントは、「あとでやろう」をはさまないこと。水滴や汚れは、時間が経つほど落としにくくなります。使った直後なら、軽く拭くだけで十分。結果的に、大がかりな掃除が不要になりますよ。
習慣3.「すぐに掃除できるアイテム」をあらかじめ用意している
もうひとつ、最近とくに重要だと感じているのが、掃除アイテムの選び方です。洗面所のキレイをキープするには、「やる気が出たら掃除する」ではなく、やる気がなくても掃除できる環境を整えることが大切。
その代表例が、洗面ボウル専用の掃除アイテム。洗剤を出して、スポンジを用意して…という工程が必要だと、どうしても後回しになりがちです。
すぐ手に取れて、ゴシゴシしなくても汚れが落ちるものがあると、「気づいたときに、ついでに」掃除ができます。最近は、便利な洗面ボウル専用のクリーナーがあるので、そちらを使って掃除のハードルを下げるのもおすすめ。
掃除を続けるコツは、気合ではなくハードルをどれだけ下げられるか。アイテム選びも、立派な習慣のひとつです。
キレイな洗面所は「がんばり」の結果ではない
洗面所がいつもキレイな人は、決して掃除をがんばっているわけではありません。
・ものを直置きしない
・使ったらその場で拭く
・すぐに使える道具を用意している
どれもむずかしいことではありませんが、共通しているのは汚れをためない流れができていることです。習慣は、増やすよりもラクな方向に更新するほうが続きます。洗面所がすぐ汚れてしまう…と感じている人こそ、まずはこの3つの習慣から取り入れてみてはいかがでしょうか。
■執筆/マミさん…以前家政婦として活動していた知識と20年超えの主婦業で培った経験を生かした、簡単な掃除や料理アイデアが人気の家事クリエイター。
編集/サンキュ!編集部