毎日立つキッチン。できるだけ使いやすく、清潔に保ちたいけれど、「あって当たり前」のアイテムが実はストレスの原因になっていることもあるんです。
そこで、元家政婦で主婦歴20年以上のマミさんに、キッチンで「やめても困らなかった」ものを3つ教えてもらいました。やめたことで掃除がラクになり、気持ちもスッキリ!もし同じ悩みを抱えていたら、ぜひ参考にしてみてくださいね。

1.排水口のフタをやめて「フタなし」に
シンクの排水口についている金属やプラスチックのフタ。最初は「見た目がスッキリするから」と思ってつけていたのですが、実はこれがニオイや汚れの原因になっていました。
水の通り道がふさがれると湿気がこもり、カビやぬめりの温床に。しかも見えないぶん、汚れに気づきにくくて不衛生になりがち。
【やめて正解!】
フタをやめたことで、排水口の様子が常に見えるように。汚れたらすぐ掃除できるので、逆に清潔を保ちやすくなりました!
2.排水口のゴミ受けをやめて「排水口リング」に
シンクの中で一番汚れやすい場所といえば、排水口のゴミ受け。網目にぬめりやゴミがたまりやすく、洗うのも毎回かなりの手間でした。
【代わりに使っているのは…】
セリアの「排水口リング」!ステンレス製でヌルつきにくく、ゴミは水切りネットで受けるだけ。形もシンプルで洗いやすく、見た目もスッキリ。何より、ストレスだった「網目掃除」から解放されたのがうれしいポイントです。
3.普通のスポンジをやめて「使い捨てスポンジ」に
昔から当たり前のように使っていた厚みのあるスポンジ。でも、水を含んで乾きにくく、ヌルヌルしやすい…。清潔に保とうと思うと、定期的に漂白したり交換したりと、意外と手間がかかっていました。
【いま使っているのは…】
薄手の使い捨てスポンジ。
1〜2日で気軽に交換できるので、いつも清潔。厚みがない分、乾きやすくてニオイもつきにくい。価格も手頃なので、心理的にも使い捨てしやすいのが魅力です。
また、今まで使っていた吸盤タイプやひっかけタイプのスポンジラックも不要になり、シンクまわりがさらにスッキリしました!
「あるのが当たり前」だと思っていたものも、実はなくても困らないどころか、掃除がラクになって快適になることも。
トイレ空間は狭い分、物が多いとごちゃつきやすく、不衛生にもなりがち。だからこそ、“手放す選択”がキレイを保つコツだったりします。
まずはひとつだけ、「やめてみる」から始めてみませんか?
■執筆/マミさん…以前家政婦として活動していた知識と20年超えの主婦業で培った経験を生かした、簡単な掃除や料理アイデアが人気の家事クリエイター。
編集/サンキュ!編集部