毎日入るお風呂は、いつでもキレイをキープしておきたいもの。忙しくてわざわざ掃除をする時間がとれなくても、ちょっとした心がけ次第でその願いを叶えることができるとか。
キレイが続く習慣について、整理収納アドバイザーのシンプリストうたさんに教えてもらいました。

1.使い捨てスポンジで気になる1箇所だけを掃除する
浴室には「使い捨てスポンジ」をひとつだけ用意するのがおすすめ。お風呂に入ったついでに、排水口や棚など、汚れが気になった箇所を1箇所だけ掃除すれば、わざわざ掃除の時間をとることもありません。
お風呂の鏡は、ガンコなウロコがつきやすいですが、浴槽洗い用の洗剤を吹きかけて使い捨てスポンジで軽くなでて3分間ほど放置して洗い流せばピカピカの状態をキープできます。
その他、洗い場やレール、排水口など気になる箇所を1箇所だけでもよいので毎日掃除をすることが大事。1箇所1、2分で終わるので習慣にできれば苦にはなりません。
2.お風呂後は必ずお湯を抜く
お風呂後のお湯は雑菌だらけです。そのまま放置しているとぬめりやすく、翌日の掃除を大変にしてしまいます。それだけでなく、浴室全体に湿気が高くなりやすいので、カビやピンクぬめりなども発生させやすいです。
お風呂後は必ずお湯を抜くようにすれば乾燥も早いため、カビが発生しにくい環境を作ることができます。再利用するなどの理由でどうしてもすぐに抜けない場合は、蒸気が浴室全体に充満しないよう風呂フタをしましょう。
3.月に1回の塩素系泡スプレーでガンコな汚れを撃退!
それでも発生してしまうカビ汚れやピンクヌぬめりには、月に1回の塩素系の泡スプレーでささっと撃退してあげましょう。ダイソーのスプレーは約400mlで110円とコスパバツグンです。
月1でこれを行っていると、たった1回のスプレーでだいたいのカビ汚れは落とせるので、手遅れ状態を防げます。塩素系の泡スプレーは、ゴシゴシとこする必要もなく放置時間の方が長いので、最小限の労力で掃除することができますよ。
めんどうじゃないから続く!
水まわりのキレイキープのコツは、いかにこまめにできるかです。ただし、時間がかかったり工程が多ければ負担に感じてしまいます。ご紹介した内容は、時間を多くとれなくてもできることばかり。1つだけをがんばるのではなく、「このくらいならできそう!」の習慣を複数増やしていくことが、キレイキープへの近道となります。
■執筆/シンプリストうたさん…ズボラでも小さな子どもがいても、スッキリ暮らすためのストレスフリーな方法を提案する整理収納アドバイザー。68平米のマンションで家族4人暮らし。
編集/サンキュ!編集部