家が汚い家は、共通して無意識にやってしまっていることがあるとか。NG習慣を見直すことで、キレイな家にするための近道になるそう。
具体的にどんなNG習慣があるのか、元汚部屋住人で整理収納アドバイザーのシンプリストうたさんに教えてもらいました。

1.ゴミの出し方について調べない
汚い家に住む人は、イレギュラーなゴミについては出し方がわからず、すくに調べないためそのまま放置してしまいがちです。
現代社会では、ネットで疑問点のほとんどが解決できます。各自治体でゴミの出し方についての資料が閲覧できますし、書いていない内容については、調べればすぐに問い合わせ先のメールや番号がわかるはずです。
こうした後回しにする癖は、片づけや掃除全般においても影響してしまい、常に「追われる状態」になってしまいます。
2.缶やペットボトルを洗わない
缶やペットボトルを溜めている人ほど洗わない人が多い傾向にあります。洗わないと臭いの原因にもなり、ゴキブリなどの虫を寄せやすくなってしまうので不衛生です。
また、ゆすいで乾かさずに捨ててしまうのも、臭いの原因になるので注意したいところ。ゆすいで乾かす作業は、時間や精神的にも余裕がないとできないため、手をつけられない人は目の前のことで精一杯になっている可能性が高いです。
3.リサイクルできるものをリサイクルに出さない
汚い家に住んでいる人は、古紙や食品トレイなど、リサイクルで出せるようなものでも家庭ゴミとして出している人が多い傾向にあります。リサイクルに出すためには、紐でまとめたり洗ったりする必要があるので、一般ゴミとして出す方がラクだからです。
また、「自分ひとりがやらなくても誰かがしてくれる」という他力本願な一面もあるでしょう。自分の部屋に対してもどこか他人事のようなスタンスでいるので、いつまで経っても部屋がキレイになることはありません。
ゴミの捨て方でその家の汚さがわかる
日々のゴミの捨て方でその家の汚さがわかります。ゴミを溜めてしまう習慣があるだけでなく、分類や出し方などもテキトーになってしまいがちなので、その雑さが日々の整理や片づけ習慣にも現れてしまうことに。
反対にキレイにしている家はきちんと分類され、おうちにゴミが放置されることはありません。汚い家にしないためにはしっかりと分別を守り、こまめに家の外に出す習慣を身につけましょう。
■執筆/シンプリストうたさん…ズボラでも小さな子どもがいても、スッキリ暮らすためのストレスフリーな方法を提案する整理収納アドバイザー。68平米のマンションで家族4人暮らし。
編集/サンキュ!編集部