ゴミを出す女性

実は私も片づけが苦手!だからこそ伝えたい「捨てても大丈夫だったもの」

2025/05/19

整理収納アドバイザーのおだけみよさんは、今でこそ整理収納のプロとして「シンプルに暮らすコツ」を発信していますが、実は片づけが苦手だったのだそう。
30年近く、“汚部屋”といわれるほどモノがあふれた生活をしていたそうですが、「もったいない」「いつか使うかも」と手放せない気持ちが強くて…。
でも、思いきって捨ててみたら――なくても全然困らないものばかり!

今回は、そんな「なくても大丈夫だったもの」をご紹介します。
片づけを始めたいけど一歩が踏み出せない…という方のヒントになればうれしいです。

介護士として、認知症の方が共同生活をおくる介護施設に勤務しながらライフオーガナイザー、整理収納アドバイザーと...

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1. 来客用の食器

コーヒーカップやスイーツ用の器など、「おもてなし用」にと集めていた食器。
でも実際のところ、来客の頻度はぐんと減り、ここ数年は友人とは外で会うことの方が多くなりました。

家に招くときも、普段使っているお気に入りの器で十分。
お客様だって、私たちが思うほど気にしていませんよね。
おかげでギュウギュウだった食器棚に、ゆとりができました。

2. プリンター

以前は、講座の資料を印刷するために欠かせなかったプリンター。
でも今は、在宅ワークがメインで、資料はすべてデータでやり取り。

たまに紙が必要なときは、コンビニでサッと印刷すれば十分。
場所を取るプリンターがなくなって、部屋もスッキリしました。
たまたま知人が「いらないプリンターを探してる」と言ってくれたので、不要になったもの譲ることができたのもよかったです。

3. 家事の便利グッズ

栗の皮むきやサラダスピナーなど、時短になると信じて買い集めていた便利グッズ。
けれど、実際には重かったり、洗うのが面倒だったり…。
何より、「それにしか使えない」ので、用途に合わせてものが増えていました。

年齢とともに「ラクになるはずのモノが、逆に手間になってない?」と感じることが増えました。
一人暮らしをきっかけに手放してみたら、手作業でも全然平気。
むしろ、収納スペースも使い勝手もスッキリして、気持ちまで軽くなりました。

迷ったら「保留」、そして期限を決めて

保留

迷うモノをすぐに捨てるのは、実は一番リスキー。
あとで後悔してしまうと、「捨てて失敗した」という経験が残ってしまいます。

だからこそ、決めきれないときは“保留”するのが正解。
ただし、「見直し期限」だけは必ず決めましょう。

一回で決められなくても、ゆっくりで大丈夫。
自分のペースで、「心地いい暮らし」を作っていきましょう。

手放して気づいた「本当に必要なモノは実はそんなに多くない」

捨ててみて初めて、「なくても困らない」ことに気づくこと、意外と多いです。
そして、そういうものが家の中にはたくさんあるんですよね。

大切なのは、無理して全部捨てようとしないこと。
時間が経つと、意外とあっさり「やっぱりいらないかも」と思えることもあります。

■執筆/おだけみよ…汚部屋住人から片づけのプロになった整理収納アドバイザー。
片づけのプロ歴10年目。コロナ禍以前は個人宅の片づけ作業サポートや片づけ講座開催などを中心に活動。現在は執筆作業中心にオンラインでの情報発信を行う。
編集/サンキュ!編集部

 
 

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