「気づけば食器棚がパンパン…」でも、使っているのはいつも同じ食器ばかり。
そんな風に感じたことはありませんか?
この記事では、4児の母で整理収納アドバイザーのたみーが、手放せない原因から、スッキリ整った食器棚を作るコツ、そして“手放す基準”を紹介します。
年末前の今がチャンス!
「使っていないのにしまいっぱなし」の食器を見直して、 出し入れも洗い物も驚くほどラクになる食器棚を作っていきましょう。
1. “使ってないのに手放せない”のはなぜ?
お気に入りでもないのに手放せない理由は、「高かった」「もらいもの」「まだ使える」などの心理的なものが多く挙げられます。
割れたりしていない限り「もったいない」と思ってしまうんですよね…。
でも、「使っていなくても、管理する手間はかかる」という事実を忘れがち。
私自身も、引き出物やお土産で買ったマグカップやお皿などを、なかなか手放せずに長い間しまいっぱなしの時期がありました。
でも思い切って手放してみると、食器棚に余白ができて取り出しやすくなるだけでなく、「お気に入りだけを使う心地よさ」を実感することができました。
ものを増やすと、比例して管理の手間がかかります。
持っておくことは、想像以上に負担が大きいことを理解しておきましょう。
2. “使ってない食器”を見分けるコツ
「最後に使ったのがいつか思い出せない」
「重くて出しづらい」
「似たような食器が何枚もある」
そんな食器は、見直しのサイン。
「使える」で判断してしまうと、必要ないものもどんどん溜まっていくので注意が必要です。
まずは1段だけ取り出して、“使いたいと思うか”をチェック。
来客ではなく、自身をもてなす食器を選んでくださいね。
「これで食べたい」と思えない食器は、感謝して手放しましょう。
食器棚を開けたときに「好きなものだけ」が目に入ると、毎日の家事も気分が上がりますよ。
3. “お気に入りだけ残す”でスッキリが続く
お気に入りの食器を使いやすい位置に置くだけで、洗いやすく、片付けやすい、自然と循環するキッチンに変わります。
家族人数+予備1〜2枚を目安にすれば充分。
収納に余白があると、取り出しやすさも格段にアップします。
面倒に感じていた「使って、戻す」がスムーズに続けられるようになりますよ。
食器棚をスッキリさせる近道は、収納術ではなく“見直し”にあり
「使っていないのにしまいっぱなし」を卒業して、 お気に入りがすぐ手に取れる、気持ちいい空間に整えていきましょう。
どう収めるかではなく、どれを選びたいのか。
年末前の今こそ、食器棚をスッキリ見直すチャンス!
ぜひ食器を手にとって選んでみてくださいね♪
■執筆/たみー
整理収納アドバイザーであり、ミニマルライフを送る4児の母。家事の効率化や整理整頓に特化した実践的なアドバイスを提供。
特に無印良品の活用術が人気で、シンプルで機能的な収納方法を提案している。
インスタグラムは@tamiii_refreshing.life。ブログ「子は多くても、ミニマルな暮らし。」。
編集/サンキュ!編集部