片づけが苦手でやる気が出ない…、やり始めても中途半端に終わってしまう…、片づけのことを考えるだけで気持ちが重くなってしまうという方いませんか?
整理のプロの私も昔、片づけが苦手でそんなことを思っていました。元片づけ下手の整理収納アドバイザーのきいろが「片づけが苦手な方に試してほしい方法4選」をお伝えします。
1.物が溜まる場所に注目してみる
「家の中でも特にここに物が溜まりやすい」「ついつい物を置きっぱなしにしてしまう」という場所に注目してみてください。なぜそこに物が溜まってしまうのか?考えてみると明らかです。
そこで物を使用していて、元々の収納に戻しにくいからその場所に置いてしまっているのが原因。溜まっている物を見直して必要なものだけを残して、溜まってしまう場所の近くに戻しやすい収納を作るのがおすすめです。
ちなみに我が家はリビングのソファでいつも子どもが遊んでいます。子どもの遊んだ物がそこに集まって戻さず散らかっていることがよくあったのですが、ソファの近くに収納を移動させることで以前より子どもが遊んだ物を元の場所に戻してくれるようになりました。
2.片づける前に写真を撮ってビフォーアフターを楽しむ
私は散らかったところを片づける前にまずスマホで写真を撮ることがあります。片づけ終わった後に写真を撮って比較してみると、成果が見えてうれしくなりますし、自分のことも褒めたくなるのでおすすめ。
片づけだけじゃなく、庭の草むしりをする時もこの方法を使っていて、草むしり前の写真と草むしり後の写真を見比べて自分の頑張りにうれしくなったりしています。
片づけが苦手な方は片づけができていない…ということで自己肯定感が下がっている可能性もあるので、自分ができたことを積極的に褒めましょう!
3.片づけのハードルを低くして習慣化を目指す
部屋が散らかっているのは「継続的に片づけていないから」でもあると思います。1度片づけても、使ったものを元の場所に戻す習慣がないとまた散らかってしまうからです。
片づけが得意になるにはまず習慣が大切。1日15分だけでも片づけると決めてタイマーをかけて片づけるのがおすすめ。15分だとハードルが高く感じてしまうのなら10分にするなど、自分ができそうなハードルに変えて習慣化してみましょう。
4.片づけが達成した時の小さなご褒美を用意
自分との小さな約束を作って、この約束を守ることができたらご褒美を用意するのもおすすめの方法です。ご褒美が頑張る活力となって、やる気の継続にもなります。
「1週間毎日15分片づけることができたら自分にケーキを買おう」とか、「この部屋を片づけきったらご褒美に前から欲しかったアイテムを買おう」とか、叶ったらうれしい自分へのご褒美を用意して片づけを頑張ってみませんか?
一気にやらなくても完璧じゃなくてもいい
片づけが苦手な人は一気にやりたいと思ったり、完璧にしたいと思う方が多いように感じます。でも片づけは一度やったら終わりではありません。
物を使ったら元の場所に戻す必要がありますし、物の見直しも定期的に必要になるので、繰り返しと習慣化が大切なんです。「一気にやる、完璧にやる」という気持ちは置いて、まずはハードルを低くして習慣化を目指しましょう!
■執筆/きいろ
整理収納アドバイザー、クリンネスト。シンプル・サステナブル・整えるとテーマに暮らしの気づきや片づけのことを執筆している。
編集/サンキュ!編集部