「片づけているつもりだけれど、なぜか家がスッキリ見えない…」と思うことはありませんか?見た目の変化を感じられないと片づけのやる気もなくなってしまいがちですよね。スッキリ見えないのは出しっぱなしになっている収納のせいかもしれません。
整理収納アドバイザーでサンキュ!STYLEライターのきいろが出しっぱなしになっているものを見直して、収納を少し変えるだけで片づいて見える場所を4つご紹介します。
1.ダイニングテーブルの仮置きを見直し
ダイニングは家族が集まる場所なので、一時置きのものが集まりやすい場所。気がつくと子どもが園や学校から持って帰ってきたプリントや郵便物等がダイニングテーブルの片隅に置かれていることがありませんか?
その日にすぐに書類をチェックができたらいいのですが、いつまでも置いてあるようでしたら見直しが必要。なるべくその日のうちにチェックして、不要なものは手放しを。すぐには判断ができないというものは、ダイニングテーブルには置かずに別の場所に一時置きの場所を作るのがおすすめ。
2.玄関周りに積みがちなバッグと上着を見直し
玄関周りに置きっぱなしのものが多いと、家の印象が台無しに。置きっ放しになってしまう理由は置き場所が定まっていないことと、ものの置き場所が戻しにくい場所になっていることが原因。
家族が戻しやすい場所にバッグや上着を置く定位置を作る工夫を。定位置は家族が帰宅してからどのように行動しているかを考えるとうまくいきます。どの場所で上着を脱いでバッグを置くかを観察して、動線上に収納する場所を作ってあげると家族も片づけやすくスッキリ。
3.キッチンカウンターに残る家電・調味料を見直し
キッチンカウンターは料理をスムーズに行ったり、料理後に片づけやすくするために大切な場所ですよね。でもいろんなものが置きっぱなしになっている光景をよく見かける場所でもあります。
出ている調理家電や調味料、出しっぱなしだとすぐに使用できて便利かもしれませんが、いつも出しておく必要はあるでしょうか?出しっぱなしだと、ホコリがつきやすかったり、油がはねる可能性があったり、掃除がしにくく、ものが置いてあるとスペースが少なくなる分、作業がしにくくなってしまうことも。
出しているものの使用頻度を考えて、頻度が少ないものは見える場所ではなく収納にしまった方が汚れがつきにくく、掃除も作業もしやすくなり、キッチンカウンターが格段にスッキリしますよ。
4.リビング周りの充電関連のものや小物を見直し
リビング周りにはスマホやタブレットの充電器、テレビやエアコンのリモコンがあり、ごちゃついて見えやすい場所。リモコンは定位置が決まっていないと家族に「どこに置いた?」と聞かれることも。家族に場所を聞かれないためにも定位置を決めておくのがおすすめ。我が家の場合はソファの側にリモコンの定位置があり、場所が決まっているので家族に場所を聞かれることもありません。
スマホやタブレットの充電ケーブルはごちゃごちゃしやすいですが、あえてリビングではなく、見えない納戸で充電する方法も。目に入らない場所に置くことでケーブルのゴチャゴチャが気になりません。充電する時はデジタルデトックスする機会にも。
見える収納はごちゃついて見えてハードルが高いので見直しを
センスがあって、置き方の工夫ができる人だったら見える収納が上手ですが、センスに自信のない場合は見える収納は難しいです。出ている収納を見直して、見えない収納に変えるとスッキリ度が増しておすすめなので、見直してみてください。
◼️執筆/きいろ
整理収納アドバイザー、クリンネスト。シンプル・サステナブル・整えるとテーマに暮らしの気づきや片づけのことを執筆している。
編集/サンキュ!編集部