毎日いいことばかりだったらいいのですが、落ち込んでしまう時もありますよね。
そんな時に、手帳を活用できることをご存じですか?
日頃、物を整えることを考え、実行している整理のプロである整理収納アドバイザーのきいろが、心を整えるためにしている手帳に書いていることを4つご紹介します。
手帳を活用するようになったお陰で、落ち込んでも以前より立ち直るのが少しだけ早くなりましたよ。ぜひ参考にされてみてください。
1.自分との約束
手帳に「自分との約束」を書いています。
例えば「どんな自分のことも認め、ゆるしていく」「自分のことを見続ける」「目標が達成できなくてもいいから、自分の成長のプロセスを楽しむ」「5年後、10年後の自分が今の自分を見たときに頑張ったと言えるような自分でいるために自分との約束を守る」というような自分への応援のような言葉です。
落ち込んで何のために頑張っているのかわからなくなった時にこの約束を見返すと、「そうだった、私はこの自分との約束を守るために頑張っているんだ」って思い出すことができます。
私は箇条書きにしていますが、自分への手紙みたいに書いてもいいかもしれませんね。
2.ストレスを受けた時や体調が悪い時の対処の仕方
ストレスを受けた時に対処する行動のことを「コーピング」と言います。
コーピングをすることで精神的・身体的負担を軽くすることができると言われていますが、ダメージを受けている時って、そのことに意識がいってしまい、負担を軽くするために何かをしようという頭が働かない気がしています。
どんなことをすると自分のダメージが回復できるかを手帳に箇条書きしています。
例えば私は「スマホを見る時間を減らす」「うるさい音を避ける」「早く眠る」「1人の時間を作る」「子どもの小さい頃の動画を見る」「手帳を書く時間を作る」「一箇所だけ整理をする」などを手帳に書き、ダメージを受けた時はそのリストに書いてあることを試すようにしています。
3.月の振り返りと次月の過ごし方
何気なく毎日過ごしていると、自分の成長を感じられなかったりすることがあります。
でも数年前から毎月月末か月初に月の振り返りと次月どのように過ごしたいかを書くようになったお陰で、自分の成長に気付けたり、理想のためにどんな行動をすればいいか考える習慣ができたように思います。
4.良いこと探し
日記を書くのは私にはハードルが高くて、その日の良かったことを簡単でいいので書くようにしていて、3つ書けるのが理想なのですが、1つや2つだけ書くこともあります。
どんなに落ち込んだ日も小さな良いことを探して書くとちょっとだけ明るい気持ちになれるのでおすすめです。
手帳はスケジュールを把握だけではなく心の整えも
私にとって昔は手帳はスケジュール把握するだけの物でしたが、今は自分を整える大切なアイテムです。
皆さんも自分を整えるために楽しんで手帳を使ってみてください。
■執筆/きいろ
整理収納アドバイザー、クリンネスト。シンプル・サステナブル・整えるとテーマに暮らしの気づきや片づけのことを執筆している。
編集/サンキュ!編集部