散らかる原因は「私だけ片づけている」から!家族が自然と動く3つの仕組み

2025/12/05

「いつも私だけが片づけている」「家族が全然動いてくれない」。そんな悩みを抱えていませんか?
実は、散らかる原因の多くは、誰でも動ける仕組みがないことかもしれません。

そこで今回は、整理収納アドバイザーのおかさんが、家族が自然と動くための3つの仕組みをご紹介します。

サンキュ!STYLEライター。元汚部屋歴10年から整理収納アドバイザーに。自分にちょうどいい塩梅で暮らしを整...

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1.物の定位置を決めて、戻しやすくする

出典:写真AC

家族が片づけられない大きな理由のひとつは、「どこに戻せばいいか分からない」こと。テレビのリモコンや子どもの学用品、上着やマフラーなど、戻す場所が曖昧だと床やテーブルの上に放置されやすくなります。

まずは、「物の定位置」を決めて、家族と共有することが大切です。特に意識したいのは、「分かりやすさ」と「戻しやすさ」。家族が自然と手を伸ばす所に置き場をつくったり、ラベルを貼って視覚的に分かるようにすると、戻すハードルがぐっと下がります。

仮に定位置が決められなくても、「ここに戻せばOK」とざっくり決めるだけでも十分。戻す場所が明確になると家族も片づけやすくなり、散らかりにくくなります。

2.片づけるタイミングを決めて、負担を分散する

出典:写真AC

「気になった人が片づける」というやり方は、柔軟で良さように感じますが、「私だけ動いている」という原因にもなりやすいもの。なぜなら、気になるポイントやタイミングは家族でもバラバラだからです。

そこでおすすめなのが、暮らしの中に片づけのタイミングを組み込んでしまう方法。

・寝る前にリビングをざっくり整える
・夕食前にテーブルをリセットする
・帰宅後にバッグを定位置に戻す

決まったタイミングを家族と共有することで、「今は整える時間」と意識づけができ、自然と動けるようになります。

短時間でサッとできることを積み重ねるうちに、片づけの負担が家族で分散され、「私だけ動いている」という感覚も軽くなります。

3.完璧を目指さず、家族にも求めすぎない

出典:写真AC

片づけるならキレイに整えたいと思うのは自然なこと。ですが、完璧を目指すほど片づけのハードルは上がり、自分だけでなく家族のストレスも大きくなります。

大切なのは「できるときに、できる分だけで十分」と考えること。

多少のズレやそろい方にバラつきがあっても、定位置に戻っていればOKくらいの「ゆるさ」があると続けやすくなります。

また、家族にも完璧を求めすぎないことも大切なポイント。片づけ=きちんとやるもの、と思わず、体調や忙しさも考慮して無理なく取り組める雰囲気づくりが、結果的にあなたの負担も減らしてくれます。

家族みんなができる仕組みで、家を整えよう

家が散らかるのは、家族みんなが片づけやすい仕組みになっていないだけかもしれません。
できるところから少しずつトライ&エラーを積み重ねて、片づけのハードルを調節してみてください。気づけば家族で片づけられるようになり、もっと過ごしやすくなります。

■執筆/おかさん
元汚部屋歴10年から整理収納アドバイザーに。自分にちょうどいい塩梅で暮らしを整える「干物主婦スタイル」で、片づけ、商品紹介、家族関係など、暮らしや気持ちがラクになることを発信。インスタグラムは@o_ka_sa_n

編集/サンキュ!編集部

 
 

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