片付けのプロが指摘!「片づけられない人」の5大特徴
2024/04/10
アクティア株式会社が提供する家事代行サービス「カジタク」に所属する家事代行スタッフに、“片づけられない人”の5大特徴を教えてもらいました。
部屋が汚いと悩んでいる人、自分が当てはまっていないかチェックしてみてくださいね。
- 「なんで片づけられないんだろう?」と思ったらチェックしたいこと
- 状況1:片づけの超超基本「使ったら(出したら)戻す」をやっていない
- 状況2:行動の「始まりと終わり」が意識できていない
- 状況3:そもそも片づける場所が決まっていない
「なんで片づけられないんだろう?」と思ったらチェックしたいこと
片づけたいのに片づけられない……そのような悩みをお持ちのかたは、意外と多いと思います。そんな状態では、どんなに「収納のテクニック」を意識して実践しても、すぐに力尽きてしまうもの。「なんで片づけられないんだろう?」と思ったら、次あげる5つの状況に当てはまっていないかをチェックしてみてください。
じつは私自身も、いそがしく生活していると一時的に部屋が散らかってくることがありますが、だいたい次の5つのなかのどれかが当てはまる状況になっています。
状況1:片づけの超超基本「使ったら(出したら)戻す」をやっていない
使ったら(出したら)戻すは、片づけの超超基本です。
爪切りを使い終わったら、戻す。
ペンで書き終わったら、戻す。
食器を使ったら、洗って、戻す。
服を着て、洗濯して、タンスに戻す。
……このシンプルなサイクルができないことには、いくら収納テクニックを磨こうと部屋は片づきません。「出し入れ」という言葉があるように、「出す」と「入れる(戻す)」はセットなのです。
状況2:行動の「始まりと終わり」が意識できていない
カフェで飲み終わったら、カップを下げて片づける……このように、何か行動を起こしたときは、片づけをもって終わるという流れがありますよね。
「使ったら(出したら)戻す」にも通じることですが、生活のすべての事柄について、始まりと終わりを意識してみましょう。それをしないと、すべての事柄がなんとなくダラダラと継続中になり、片づけるタイミングがわからなくなってしまいます。
「どうせまたすぐ使うから」という悪魔のささやきに従っていると、あっという間に部屋は散らかります。ひとつひとつ「片をつける」ことで、小さな達成感も味わえますよ。
状況3:そもそも片づける場所が決まっていない
いざ片づけようと思っても、どこに片づけてよいのか、自分でもわからないことがあるかもしれません。「マスクを買ったけど、どこに置いておく?」とか「脱いだパジャマは、どこに片づければいい?」などなど……そして迷った結果、とりあえず放置しがちです。
片づけるためには、自分の持ち物すべてに指定席を用意してあげましょう。輪ゴムやクリップなどの小物にいたるまで、すべてです(ただし、場所はざっくりでも大丈夫です)。
自宅内に住所不定のモノをつくらないことが肝心。コツは、仲間同士で集めてあげること。モノにもコミュニティーを用意してあげましょう。
状況4:モノを持ちすぎている
前項でモノの住所、コミュニティーをつくってあげましょう、とお伝えしました。でも、スペースには限りがあります。
「あれも便利」「これもよさそう」と、モノはいつの間にか増えがち。そして「キャパオーバー」「管理しきれない」という状態になってしまいます。
モノが多すぎると、いくら収納の工夫をしても、追いつかなくなります。飼えない数のペットを飼ってはいけないのと同じように、管理できない数のモノを持ってもいけないのです。新しいモノを買ったら、古いモノと交換するようなつもりで、モノの数をある程度におさえるように意識しましょう。
状況5:ゴミを残してある
「ゴミなんて残すわけないでしょ!」と思うかたもいると思いますが、ゴミ箱のなかにあるものだけがゴミというわけではありません。
ゴミという言葉を広辞苑で調べてみると、つぎのように書かれています。
「物の役に立たず、ない方がよいもの。ちり。あくた。ほこり。また、つまらないもの。」
例えまだ使用したことがなくても、買ったときにちょっと高かったとしても、役に立っていないものを持ち続けることは、ゴミと暮らしていることになりかねません。
貴重なスペースをゴミ置場にするなんて、もったいないですよね?思い切って売ったりあげたりしてしまうのがおすすめです。
家が汚くて悩んでいるかたは、以上5つの状況を意識して、片づけの再スタートをしてみてくださいね!