夏こそ注意!放置するとニオってしまう家の「汚いポイント」5選とその対策方法

2025/08/26

夏になると、なんだか家の中がモワッと臭う…。そんな経験はありませんか?実はそのニオイ、放置された“汚れ”が原因かもしれません。

整理収納と時短家事の組み合わせで家族の暮らしをラクにするアイデアを発信する、整理収納アドバイザーの田中ゆみこさんに、特にニオイが発生しやすい5つの場所と、それぞれの対策を具体的に教えてもらいました。

サンキュ!STYLEライター。整理収納と時短家事の組み合わせで家族の暮らしをラクにするアイデアを発信する整理...

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1.排水口

浴室排水口

キッチンのシンクやお風呂、洗面台の排水口は、食べカスや石鹸カス、髪の毛などが溜まりやすく、特に夏場は雑菌が繁殖して強烈なニオイを放ちやすい場所です。特にぬめりは要注意です。

【対策】
・排水口ネットを活用し、溜まったゴミはその日のうちに捨てましょう。
・重曹とクエン酸で定期的に洗浄します。
1.排水口に重曹をたっぷり振りかけます。
2.その上からクエン酸水(水200mlにクエン酸小さじ1程度を溶かしたもの)を流し込みます。
3.泡がぶくぶく出てきたら30分〜1時間放置。
4.その後お湯で洗い流すとスッキリしますよ。
・ 市販の排水口用洗剤もおススメです。

2.生ゴミ

生ごみ

室内の気温が高くなると臭いがこもりがちな生ゴミ。夏場の生ゴミは数時間放置しただけでも腐敗が進み、猛烈な悪臭を放ちますよね。特に水分を多く含むものは菌の絶好のエサになります。

【対策】
・新聞紙やペーパーで包み、水気をしっかり吸ってから捨てましょう。
・ゴミ箱の底に重曹や消臭シートを敷いておくのも効果的です。
・ゴミ捨て日まで生ごみをビニール袋に入れ、ケースに収納して冷蔵庫(冷凍庫)で冷やすのも一つの方法です。

3.洗濯槽

洗濯槽の掃除

「洗濯物を干したのに、なんか生乾きの臭いがする…」そんな経験はありませんか?その原因は、洗濯槽の裏側に潜むカビかもしれません。洗剤カスや衣類の汚れがカビの栄養源となり、高温多湿の夏は特にカビが繁殖しやすくなります。

【対策】
・洗濯した後はフタを開けて中を乾燥させます。
・月1回は市販の洗濯槽クリーナーで掃除しましょう。
・ゴムパッキンも水分がこもりやすいので、ゴム部分を乾いた布で拭くのがおススメです。

4.下駄箱・靴

下駄箱

汗を吸った靴をすぐにそのまま下駄箱へ入れていませんか?これはNG行動です。湿気がこもり悪臭の原因になってしまいます。

【対策】
・靴は2〜3足をローテーションで使いましょう。(1足しかない場合は靴乾燥機を活用)
・脱いだ靴は一晩風通しの良い場所で乾燥させます。
・下駄箱や靴に新聞紙や除湿剤を入れて湿気対策しましょう。
・下駄箱の扉もこまめに開けて換気しましょう。

5.ソファやクッションなどの布製品

汗や皮脂、ホコリがしみ込んだ布製品は、特に夏にニオイやすくなります。筆者宅も部活終わりの息子の汗で車の座席シートカバーが臭っていました。

【対策】
・布カバーは週1回を目安に洗濯します。
・クッションや座布団は定期的に日光干しをしましょう。
・手軽な布用の消臭スプレーを活用しましょう。
・汚れがつきにくく、洗える素材を選ぶことも臭い対策につながります。

大切なことは「気づいたときにサッとする」こと

夏場に特に注意してこまめな掃除や対策を行うことで、家全体のニオイを軽減し、快適な環境を保つことができます。
夏のニオイ対策は、「気づいたときにサッとやる」がいちばんのコツ。ちょっとした心がけで家族みんなが快適に過ごせる夏になりますよ。

■執筆/田中ゆみこ…整理収納と時短家事の組み合わせで家族の暮らしをラクにするアイデアを発信する整理収納アドバイザー。片づく仕組みをつくっても、子どもたちが片づけてくれなかった経験から家庭内の片づけに必要な関わり方に目を向けるようになり、親子の片づけのプロとしても活動。風水鑑定士の資格ももつ。

 
 

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