そろそろ梅雨入りの季節。
湿気とともにやってくるカビやニオイ、どんよりした空気…気分までモヤモヤしがちですよね。
そんな梅雨を少しでも快適に過ごすには、「今のうち」にやっておくことが大事。
ちょっと手をかけておくだけで、毎日の家事がぐんとラクになって、夏もスッキリ迎えられます。
今回は、整理収納アドバイザーのおだけみよさんが「やっておいてよかった!」と実感した、梅雨前におすすめの5つの家しごとをご紹介します。

1.浴室のリセット掃除
梅雨になると急に増える、浴室のカビや黒ずみ。
本格的にジメジメする前に、浴室はしっかりリセットしておくのがおすすめです。
特に水垢は、放っておくとカビの原因になるので要注意。
壁や天井、換気扇など、普段はなかなか手が回らない場所も今のうちに。
仕上げに防カビ剤を使っておくと、梅雨の間の不快感がグッと減ります。
2.靴の整理&お手入れ
靴箱って、意外と湿気とニオイがこもりがちな場所。
冬靴やブーツは、しっかり乾かしてからしまって、革靴には防カビスプレーやクリームを。
靴を入れ替えるタイミングで靴箱の中を拭いて、除湿剤を入れておくと安心です。
3.洗濯槽の掃除
見えない部分に汚れがたまりがちな洗濯槽。
気温と湿度が上がるこれからの時季は、カビやぬめりが発生しやすくなります。
洗濯物のニオイが気になる…なんてことになる前に、市販の洗濯槽クリーナーで簡単お手入れを。
これだけで、夏の洗濯が気持ちよくスムーズになります。
4.冷蔵庫の中身を見直してスッキリ
雨で買い物の回数が減る梅雨。冷蔵庫の中がスカスカな今こそ掃除のチャンス!
中身をいったん全部出して、賞味期限切れの食品を処分。
棚や引き出しはエタノールでサッと拭いておけば、ニオイやカビの予防にも◎。
5.押し入れ・クローゼットの換気&見直し
湿気がこもりやすい押し入れやクローゼット。
晴れた日に中身を全部出して、風を通すだけでも湿気対策に効果的です。
このタイミングで、使っていないモノを手放しておけば、気持ちもスペースもスッキリ。
除湿剤の交換や、収納ケースの裏のホコリ掃除も忘れずに。
梅雨前のちょっとの手間で、夏がぐっと快適に!
梅雨のジメジメやカビに悩まされる前に、できることから少しずつはじめておけば、
夏の家事がラクになって、気分も軽やかに。
「全部やらなきゃ」じゃなくて、「今日はこれだけ」と気楽に。
毎日の暮らしが整っていくのを感じながら、じめじめの季節を気持ちよく乗り越えましょう♪
■執筆/おだけみよ…汚部屋住人から片づけのプロになった整理収納アドバイザー。
片づけのプロ歴10年目。コロナ禍以前は個人宅の片づけ作業サポートや片づけ講座開催などを中心に活動。現在は執筆作業中心にオンラインでの情報発信を行う。
編集/サンキュ!編集部