整理収納アドバイザーでサンキュ!STYLEライターのワトコです。もうすぐ梅雨の季節がやってきますね。湿気が増して外に出るのが億劫になりがちなこの時期は、家の中で過ごす時間が増えます。そんな梅雨を快適に過ごすためには生活スペースの見直しが欠かせません。湿気対策と心地よい空間づくりを兼ね備えた整理収納で、雨の日が待ち遠しくなるような家時間をつくりませんか?

整理収納の必要性とメリット
湿気対策としての整理収納
梅雨の時期は湿気が多く、クローゼットや収納棚の奥など、風通しの悪い場所ではカビや雑菌が発生しやすくなります。ものが多いと湿気がこもりやすくなるため、不要なものを見直して風通しのよい収納を意識したいです。
また雨の日が続くと、どうしても家で過ごす時間が増えます。そんな時、整理整頓された空間で過ごす時間は格別。必要なものがすぐに見つかるだけでなく、片づいた部屋は心もスッキリと整えてくれます
梅雨前にやっておきたい!整理収納アクション3選
1 クローゼットの風通しをよくする
湿気がこもりやすいクローゼットは、梅雨のカビ被害が最も起きやすい場所の一つ。このタイミングで、着ていない服や傷んだハンガー類を見直してスペースをつくり、除湿剤をセットしましょう。ハンガーを統一するだけでも見た目のスッキリ感が違います。
2 キッチン・パントリーの賞味期限チェック
密閉された空間で湿気がこもりやすいパントリーは、カビだけでなく虫の発生も心配です。
普段こまめにしていないならこの時期に一度、賞味期限の確認や食材ストックの大きな見直しを。買い物に行かずに在庫を使って調理ができないか試してみてください。保存容器に乾燥剤を入れるのもおすすめです。
3 浴室・洗面所の「もの減らし」
水まわりはもともと湿気が多いため、収納アイテムが多いとカビの温床になりやすくなります。空きボトルや使っていないアイテムを処分するだけで、掃除のしやすさもぐんとアップ。必要最低限に絞ってみましょう。メッシュ素材のものなど水はけのよい収納アイテムに変えてもよいと思います。見た目も涼しげでスッキリすること間違いなしです。
スッキリしたおうち時間を過ごすために
梅雨は、気分がどんよりしがちで、家の中にいてもなんとなく不快感を覚える季節。でも、ちょっとした整理収納の工夫を取り入れるだけで、湿気対策にもなり、気持ちも軽くなる快適な空間をつくることができます。
今回ご紹介したようなアクションを、今のうちに少しずつでも取り入れておくと、梅雨本番を気持ちよく迎えられるはず。季節の変わり目は整理のチャンスです。このタイミングで「今の自分に必要なもの」を見直し、心地よく過ごせるお部屋を整えてみませんか?
雨の日も「おうち時間が楽しみ!」と思えるような、そんな暮らしづくりのきっかけになりますように。
◆この記事を書いたのは・・・ワトコ
整理収納アドバイザー。海外風インテリアが好きで「シンプルで快適な癒し空間をつくる」テーマに、毎日が豊かになるライフスタイルと収納術を提案しています。