梅雨入り前に知っておきたい&やっておきたいカビ対策5選

2022/07/08

これから気温が上がって湿度が高くなってくると、多くの方が頭を悩ませる問題があります。そう、家にはびこる「カビ」問題です。梅雨に入る前に知っておきたい! お掃除上手なみなさんのカビ対策を学びましょう。

梅雨入り前に知っておきたい&やっておきたいカビ対策についてご興味がある方は、ぜひ参考にしてみてください!

※本記事は、過去に掲載した以下記事を統合したうえで一部編集を加えたものです
梅雨入り前に知っておきたい&やっておきたいカビ対策5選(2018/05/24掲載)
カビ・ニオイに負けない!梅雨入り前に押さえておきたい水回り掃除(2018/05/20掲載)

梅雨のカビ対策をまとめて紹介!

ここからは、梅雨入り前に知っておきたい&やっておきたいカビ対策を紹介していきます!お掃除上手な方々が実際に使用しているおすすめの専用アイテムなどをピックアップしています。

ご興味がある方は、ぜひチェックしてみてください!

オフロはカビが生える前に徹底的に予防対策!

お風呂場のカビ激減に成功したみたいですね。24時間換気、シャンプーなどのボトル類は使う時だけ持ちこむ、お風呂を出るときに水シャワーで全体を流し、カビの出やすい場所にクエン酸スプレーを吹きかける、週に一度は50度のシャワーですみずみまで流すなど、日頃から徹底した対策を行っています。

専用アイテムを使ってカビが生えるのを防ぐ

こちらでは、防カビくん煙剤を使ってオフロの防カビ対策をしています。2か月に1回ペースで、くん煙剤を使うとカビが生えにくくなるそうです。さらに、とくにカビが発生しやすいところには防カビスプレーを週1で使用して徹底的に予防しています。

手ごわいオフロ場の目地にはロウソクを塗り込む

出典:サンキュ!NEWS

こちらの方は、普段からメラミンスポンジや重曹・酢、年に2・3回はカビキラーでカビ掃除をしているそうです。それでもカビが生えてきてしまうお風呂場の目地には、ロウソクを塗り込んで対策!ロウが水をはじいて、カビの進入も防いでくれるそうです。この対策が功を奏して、約半年もカビが生えなかったといいます。

酢水で拭きあげて防カビ対策

カビ予防に「酢水」を使うのもおすすめみたいですね。家具等の裏面や押入れの中など、湿気が溜まりやすいところを酢水で拭くのです。酢の臭いもそれほど気にならないそう。また、押し入れや戸棚などを開けておく、引き出しには乾燥剤を入れておくなど、忘れがちな収納の中にも気を配っています。

発生してしまったカビは台所用漂白剤で撃退

出典:サンキュ!NEWS
出典:サンキュ!NEWS

何をしても取れなかったドラム式洗濯機のゴム部分のカビ撃退法を見つけました! 使うのはキッチンペーパーと台所用漂白剤です。洗面器の中でキッチンペーパーにうっすら漂白剤をかけ、カビ発生箇所に張り付けるだけ。仕上げに濡らした布で丁寧に拭きあげると、スッキリきれいになりました。

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梅雨入り前に押さえておきたい水回り掃除とは?

ジメジメとした嫌な日の続く梅雨が近づいてきました。気温が上がり、湿気が多くなるこの時期は、カビや嫌なニオイに悩まされることがあります。特に気になるのが水回り。もともと水気の多い場所は、雨の降り続く日々が始まると、今までと同じやり方ではキレイにならないことがあります。

ここからは、暮らしスタイリストとして料理を始め家事全般の情報を日々発信されている河野真希さんが実践している梅雨入り前に掃除しておきたい場所とその掃除方法を紹介していきます。

「浴室の掃除」は入浴といっしょに

浴室は汚れが特に溜まりやすい場所。汚れと湿気、それに気温が合わさると、カビやぬめりが一気に発生します。

防ぐためには毎日こまめに掃除をするのが基本ではありますが、「忙しくて無理」という人も多いはず。そこでおすすめなのが入浴中に掃除をしてしまうこと。掃除用のスポンジを手の届きやすいところに用意しておき、汚れに気づいたら、こすって、湯船のお湯をざっと流しておくだけでも、カビやぬめりを防ぐことができます。

カビやすい箇所には、消毒用エタノールを吹き付けておくと、カビの発生が抑えられます。消毒用エタノールは使用後の拭き取りも不要なので、洗剤より手軽。薬局やドラッグストアで手に入れることができます。入浴後に壁や排水口などにシュシュッとしておくと、日々の掃除が楽になります。

また、浴室に置いてある掃除用具や洗い桶、シャンプーなどのボトル、タオルなどの小物も要注意。湿った床や壁、棚に密着した状態が続くと、汚れが溜まり、カビが発生します。浴室内の小物は水気を素早く切るため、床置きや壁に密着した場所に置くには止め、吊して収納するのがおすすめです。吊しておけないシャンプーボトルなどは、ちょっと面倒かもしれませんが、入浴の都度に浴室に持ち込むのがベターです。

「洗面所の掃除」はバスマットが意外な盲点に

洗面所で気をつけたいのは床。浴室の脱衣所と共用になっていることも多く、床にバスマットが置かれていることがよくあります。足下にあるものは案外盲点になっていて、ふと気がついたときにはカビの温床になっていたり、最悪の場合は床板が腐ってしまうことも。

足拭きマットを使ったら、床から上げて、干して乾かしておきましょう。梅雨時など湿気の多い時期はこまめに洗濯を。吸水性が高く、洗濯不要の珪藻土のバスマットも人気です。

洗面所に洗濯機置き場があるという家も多いです。洗濯機の中も梅雨時はカビやすいもの。洗濯物を部屋干しをしたときの嫌なニオイの原因にもなるので、梅雨入り前に洗濯機の掃除をしておきましょう。

洗濯機の掃除は、市販の洗濯槽クリーナーを使うと手軽。また、洗濯槽をランドリーボックス代わりにしたり、洗濯機のフタを閉めっぱなしにしていると、洗濯槽の裏側にカビが発生しやすくなります。洗う前の洗濯物はランドリーボックスに入れ、洗濯機を使わないときはフタは開けっぱなしにしておき、中をしっかり乾燥させるようにしてください。

「キッチンの掃除」はスポンジやふきん、まな板もケア

キッチンで特に気になるのが排水口。掃除が面倒で気が進まない場所ではありますが、この時期に見ぬふりしたままでいると、ぬめりやカビ、嫌なニオイが発生したり、食中毒の心配にもつながります。

「触りたくない!」と思うほどのヌメヌメが発生してしまうのは汚れを長く放置するから。毎日必ず排水口水切りカゴにあるゴミを取り除き、食器用洗剤をスポンジにつけ、汚れを落としておく習慣をつけましょう。水切りカゴを外したついでに、排水口の中もブラシでこすっておくと、より清潔です。

また、梅雨時はキッチンにあるスポンジやふきん、まな板もていねいに手入れをしておく必要があります。水気を含んだまま放置すると、雑菌が一気に繁殖します。使ったあとは熱湯をかけたり、漂白剤を使って除菌し、風通しのよいところに干し、しっかりと乾燥させておきましょう。

「トイレの掃除」はカバーなどをあえて使わないのもアリ

日頃はあまり気にならなくても、気温や湿度が上がってくると同時に、むわっとした嫌なニオイが立つことがあるのがトイレ。「いつもちゃんと掃除しているのに」と思うかもしれませんが、予想外な場所からニオっている可能性があります。

トイレ掃除というと、便器の中やその縁周りを中心にすることが多いですが、便座とフタのつなぎ目や床、壁が汚れていることも多いです。男性がいるご家庭は特に注意。立って用を足す場合、広範囲に汚れが飛んでいることがあります。壁や床、便器と床のつなぎ目など、しっかりと拭き掃除を。

また、トレイにある布製品がニオイの原因ということもあります。便座カバーやトイレマット、フタカバーやスリッパなどは、まめに洗濯を。布はニオイを吸いやすいので、この時期はあえて使わないというのもひとつの手。布製品がなくなると、汚れに気づいたときにすぐさっと拭くことができ、掃除をしやすくなるというメリットもあります。

◆監修・執筆/河野 真希
暮らしスタイリスト・一人暮らしアドバイザー・料理家。料理や家事、インテリアなど、気持ちのいい暮らしを作る、はじめるためのライフスタイル提案を行う。流行や思い込みにとらわれずに、無理なく持続可能で快適な自分らしい暮らしづくりを応援。 『料理教室つづくらす食堂』主宰。

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