「片づけなきゃとは思うけれど、毎日バタバタでまとまった時間がとれない…」そんな悩みを抱えるママは多いはず。でも、家事や育児の “ついで”でできる「ながら片づけ」なら、日々の生活のなかで無理なく取り組めます。
今回は、そんないそがしいママに向けて、スキマ時間を活用できる7つのアイデアを、整理収納アドバイザーであるライター持田友里恵がご紹介します。
- 1:歯磨き中にストックチェックで「ついで整理」
- 2:炊飯中に1段だけ!引き出しの「ちょこっと片づけ」
- 3: お風呂後の習慣に!排水溝を「その場でサッと掃除」
- 4:洗濯物を干すついでに「ハンガーの見直し」
1:歯磨き中にストックチェックで「ついで整理」
毎朝・毎晩の歯磨きタイムは、片手が自由な貴重な時間。
その時間を活用して、洗面台下のストックや収納スペースをサッと見直してみましょう。
「同じ洗剤が3つもあった!」などの発見があるかも。ムダ買い防止にもなります。
2:炊飯中に1段だけ!引き出しの「ちょこっと片づけ」
ご飯が炊き上がるまでの15分も、立派な “ながら時間”。
その間にキッチンの引き出し1段だけでも見直してみましょう。
調理器具がごちゃついていたり、使っていないツールが眠っていたり…短時間でも意外とスッキリしますよ。
3: お風呂後の習慣に!排水溝を「その場でサッと掃除」
お風呂のついでに排水溝のゴミを取るだけで、ぬめりやニオイの予防に。
“掃除のついで”ではなく “お風呂の流れでついでに”がポイントです。
わざわざ時間をとらずに、清潔をキープできます。
4:洗濯物を干すついでに「ハンガーの見直し」
洗濯物を干すとき、「このハンガー使いにくいな」と感じたら、その場で処分や買い替え候補に。
種類がバラバラだと収納効率も悪くなりがち。干す作業中の気づきをそのまま整理につなげましょう。
5:保育園・学校の準備中に「プリント整理」
子どもの連絡帳やプリントに目を通すときは、古いお知らせを処分するチャンス。
掲示ボードやファイルに「期限つき」と「保管用」の2つの仕分けルールを設けておくと、整理がグッとラクに。
6:トイレのあとに「ついで拭き掃除」
トイレットペーパーやお掃除シートで、ついでに便座や床のホコリをサッと拭くだけ。
数秒ですむことでも、毎日やれば汚れが溜まりにくくなります。
“掃除しなきゃ”のハードルがグンと下がります。
7:おもちゃ片づけは「夕食後のながら声かけ」
夕食後の食器洗い中に、「この間のおもちゃ、まだ出しっぱなしじゃない?」と子どもに声をかけるだけでもOK。
テレビのCM中や、お風呂前など“流れで片づけられるタイミング”を習慣化すれば、子ども自身の片づけ習慣づけにもつながります。
ついでにやれば、片づけはもっと身近になる!
「片づけに時間がとれない…」そんな悩みは “片づけを主役にしない”発想で解決できることも。
・日常の動作に片づけを組み込む
・“1つだけ” “数秒だけ”でもOKとする
・完璧を目指さず、気づいたときにちょこっと
このような「ながら片づけ」は、ママの負担を減らしつつ、家全体を整える大きな味方。
がんばりすぎず、でも確実に家が整っていく感覚を、ぜひ取り入れてみてくださいね。
■執筆/持田友里恵
整理収納アドバイザー。片付けられない主婦から片付けのプロに!“片付け=自分を大切にすること”という信念のもと、片付けの工夫や仕組みをInstagram(@yurimochi.home)で発信中。
編集/サンキュ!編集部