日々多くのタスクがあるとついスルーしてしまいがちですが、本格的な暑さが来る前に優先的に終わらせておいた方がいい家事があるそう。早めに終わらせておくことで、夏を快適に過ごすことにもつながるとか。
暮らしの達人であるシンプリストうたさんに、くわしく教えてもらいました。

「製氷機の掃除」は本格的な暑さが来る前に終わらせよう
これから気温が上がってくると、氷の使用量も増えてきますが、製氷機のお掃除はお済みでしょうか?「最近少し氷の味が変」だと思った人は、掃除していないのが原因かもしれません。とくに不便を感じていないという人でも、そのまま放置しているとカビの原因にもなり衛生的にも心配です。
製氷機の掃除では、洗浄中の1〜2日間は飲料用の氷を作れなくなってしまうので、本格的な暑さが来る前に終わらせておきましょう。
「製氷機の洗浄剤」を入れるだけだから簡単!
ダイソーで販売されている「製氷機の洗浄剤(110円)」を使って簡単にお掃除ができます。洗浄中だとわかりやすいよう洗浄剤はピンク色ですが、成分はクエン酸なので、安心安全です。
使用方法はとてもカンタン!300mlの水に洗浄剤を1袋入れて軽く混ぜます。満水まで水を入れてしまわないように注意しましょう。粉がとけたらそのまま定位置にセットし、あとは氷が作られるのを待つだけです。
洗浄中は、ピンクの氷として出てきます。洗浄が完了すれば、無色透明の氷になるので分かりやすいですね。ブラシでゴシゴシこする必要もなく、たったこれだけで製氷機をキレイにすることができるので手軽ですよね。
フィルター交換も忘れずに!
もうひとつ、忘れてはいけないのは「製氷機のフィルター交換」です。「水を入れているだけだからそんなに汚れないだろう」と油断するのは禁物!汚れたフィルターを付けたままにしていると、汚れを除去してくれるはずが真逆の効果となってしまうことも。
各冷蔵庫メーカーによると、製氷機のフィルター交換は「約3年」が目安とされていますが、使用条件や水質により異なります。目視ではっきりと汚れが分かるレベルになったら3年以内であっても交換しましょう。
これから出番が多くなる製氷機は洗浄しておくと安心
これから気温がさらに高くなると、氷の使用は毎日欠かせなくなってきます。暑くなってからでは、余計に製氷機を洗浄するタイミングを見失ってしまいがちなので、優先的に終わらせておくと安心です。
洗浄前に氷を予め多めに作っておいておくと、「洗浄中に氷が使えない!」という状況を防げますよ。ちょっとしたことですが、早めの対策が夏を快適に過ごせることにもつながります。
■執筆/シンプリストうたさん…ズボラでも小さな子どもがいても、スッキリ暮らすためのストレスフリーな方法を提案する整理収納アドバイザー。68平米のマンションで家族4人暮らし。
編集/サンキュ!編集部