「年末の大掃除は、毎年ヘトヘト…」
そんな方にこそ伝えたいのが、“ものを減らす”ことが掃除をラクにする一番の近道ということ。
汚れよりも、実は「ものの多さ」が掃除を面倒にしている原因なんです。
この記事では、整理収納アドバイザーで4児の母のたみーが、年末前に見直しておきたい「ものが多い場所」を3つご紹介します。
ポイントとなる場所をチェックして、一緒に整えていきましょう!
- 1. キッチン:出番の少ない調理グッズを減らす
- 2. 洗面所:ストックとタオルを“使い切れる量”に
- 3. リビング:溜まりやすい“ちょい置き小物”をリセット
- 年末の大掃除の前に“ものを減らす”ことを意識しよう!
1. キッチン:出番の少ない調理グッズを減らす
キッチンは「便利そう」「使うかも」でものが増えやすい場所。
たまにしか使わない調理器具や保存容器、サブの調味料などを減らすと、出し入れがスムーズになり、拭き掃除も一気にラクになります。
「油ハネ防止グッズ」「使いづらいタッパー」など、“なんとなく置いてあるもの”こそ見直しのサイン。
「あると便利」と感じるものが多いと思いますが、調理道具を減らすだけで、調理も掃除もグンと快適になりますよ。
今のうちに見直して、減らした先の快適さを実感してみましょう。
2. 洗面所:ストックとタオルを“使い切れる量”に
洗面所は、ストックとタオルが知らぬ間に増えやすいエリア。
使い切れない数を持っていると、ほこりや湿気も溜まりやすくなります。
タオルは家族分+予備1セットを目安に。
ストックは「次に使う分だけ」を意識するだけで収納スペースに余裕が生まれ、掃除もしやすくなります。
「持ち過ぎていないか?」この機会に洗濯サイクルや使用頻度を考慮して、見直してみましょう。
3. リビング:溜まりやすい“ちょい置き小物”をリセット
リビングは“なんとなく置いてあるもの”の温床になりがちな場所。
読み終えた雑誌やおもちゃ、雑貨などが積み重なると、視界がごちゃつき、比例して掃除もしにくくなります。
収納を増やすよりも、まず “出ているものを減らす”ことが先決。
「飾り棚に余白を設ける」だけでも、部屋全体がすっきりして見えるはずですよ。
長い時間を過ごすリビングこそ、ものを減らして、いつでもスッキリが続く空間に整えていきましょう。
年末だけでなく日頃の掃除が格段にラクになっていきますよ♪
年末の大掃除の前に“ものを減らす”ことを意識しよう!
大掃除をラクにするコツは、“その日だけ頑張る”ことではありません。
年末前にものを減らしておけば、拭き掃除や片付けの手間も大幅カット。
掃除にかかる時間だけでなく、気持ちの負担も軽くなります。
まずは、ものが増えがちなキッチン・洗面所・リビングから見直してみませんか?
今から意識的に“ものを減らす整理”を始め、年末年始をゆったりと迎えましょう。
■執筆/たみー
整理収納アドバイザーであり、ミニマルライフを送る4児の母。家事の効率化や整理整頓に特化した実践的なアドバイスを提供。
特に無印良品の活用術が人気で、シンプルで機能的な収納方法を提案している。
インスタグラムは@tamiii_refreshing.life。ブログ「子は多くても、ミニマルな暮らし。」。
編集/サンキュ!編集部