服があふれるクローゼットが1日でスッキリ!生まれ変われる5ステップ

2024/01/15

「服がありすぎて、奥に詰め込んでいる服は取り出すことすらできない」とSOSを発したおうちに林智子さんを緊急招集!本当に好きな服だけ残す整理術を伝授してもらいました。この5STEPをまねすれば、服を減らしておしゃれな人に♪

<教えてくれた人>
林智子さん
SMART STORAGE!所属。個人のクローゼットの片づけと、スタイリングサービスを提供。オンラインでのサービスも実施。

STEP1 まずは現在の暮らしのTPOバランスをチェック

どんな暮らしをしているかによって、持つべき服の「カジュアル:キレイめ」の比率が決まります。広瀬さんの場合は、家と近所で過ごす時間が長いので、キレイめのお出かけ服より、家で洗えてガンガン着倒せるカジュアル服が多めに必要。

<挑戦したのは>
サンキュ!アンバサダー 広瀬美貴さん(神奈川県)
長女、長男、二男の3児の母。おしゃれが大好きで、月に1万円分くらい衣類を購入。週1回パート勤務。

●何をして過ごす時間が長い?

・ふだんの生活圏は家と近所
・近所の移動は自転車を使用
・週に1回、電車に乗って職場に出勤
・月に1~2回おしゃれしてショッピングに行く

→【ほぼ専業主婦タイプ】カジュアル7:キレイめ3

「ほとんどおうちと近所だからお出かけ着は少なめでいいかも。」(林さん)

扉が閉まらないほどあふれ返ってる~。
1つのハンガーに何枚もの服が掛かってた!

STEP2 持っている服を数えてみる

10年前の引っ越し後、新しい服を買うたびに上から詰め込んでいたというクローゼット。

もはや扉が閉められないほど入っていた服を全部出して確認してみたら、なんと冬物だけで168着!「いきなり捨てるのではなく、まず持っている物を全部把握することが大切なんです」と林さん。


●数えてみたら……

<トップス>
・長袖Tシャツ ………… 27枚
・ブラウス ……………… 10枚
・スウェット …………… 9枚
・薄手ニット …………… 10枚
・厚手ニット ……………30枚
・パーカー ……………… 4枚
・カーディガン ………… 7枚
<ボトムス>
・デニム …………………40本
・その他パンツ …………8本
・スカート ……………… 2枚
<ワンピース> ………… 2枚
<アウター>
・ショートコート ……… 7枚
・ロングコート ………… 1枚
・ボアジャケット ……… 5枚
・ダウンジャケット …… 6枚

冬物合計168点

STEP3 「いる・いらない」を1着ずつ見て決める

持っている服をすべて確認したら、アイテムごとに分け、取っておくか、捨てるか1点1点選別。「奥のほうにあって、もう何年も見ることすらしていない服でも、一度確認してから捨てましょう。ただし、見てしまうとあれもこれも取っておきたくなる場合が。決断する勇気も必要!」と林さん。


●捨てる基準
下のチェック項目に照らし合わせて、いる・いらないを決めるとスムーズ。

□高かったけどデザインが古い服
□コーディネートに取り入れにくい服
□1年以上まったく着ていない服
□同じ服の色違いがあるのに着るのは1色のみ
□年齢に見合っていない色柄物
□重い、きついなど着心地が悪い服
□複数ある同じアイテム
□多すぎるおしゃれ着
□家族から似合っていないと言われた服
□部屋着にしようと思っていた2軍の服

長年使ってない物は、たとえ新品でも一気に処分する勇気を!
形が気に入って色違いを買ったものの、実際着るのは黒のみ。
どうしても捨てる踏ん切りがつかない物は、しばらく時間をおいて、本当に着るか判断。

STEP4 残した服でコーデを考えてみる

残すと決めた服で、実際にコーディネートを考えてみます。いい組み合わせが見つからなければ思い切って処分を。逆に、「このボトムスに合う別のトップスがあった」など、捨てる服から復活させたり、買い足すべき服がわかることも。

STEP5 見やすく収納する

※残した洋服がわかりやすいよう、洋服以外の荷物と季節外れの洋服をよけて撮影しています。

残すことに決めた服は、できるだけハンガーにつるして見やすく収納を。クローゼットを開けた瞬間、持っているアイテムが目に入れば、毎日のコーデを決めるのが早くなります。

「ハンガーも統一するとスッキリ収納できます。」(林さん)



参照:『サンキュ!』2022年1月号「服を10着に減らす」より。掲載している情報は2021年11月現在のものです。監修/林智子 撮影/片岡祥 構成・文/杉澤美幸 編集/サンキュ!編集部

 
 

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